今日は2023年6月16日(金)

明後日遂にHi-Standardが復活する。

自分がハイスタを聴き始めたのは17歳のころで、バンド名や、Stay Goldなどの代表曲を数曲知っている程度だったが、ドキュメンタリー映画「Sounds like Shit」を観て、バンドの半生を知り、より強く興味をもち、完全に熱狂的なハイスタキッズになった。そこからは当時のキッズみたいに健さんに憧れてギターを持ち、ピックガードを外したレスポールを低く構えてハイスタのコピーをし続けた。自分は2000年の暮れの生まれでハイスタが突如活動休止したAirJam2000の時にはまだ生まれていないし、AirJam2011の時にはまだパンクなんて知らなかったので、いわゆるエアジャム世代の人々が11年もの間待たされていた時期に比べれば、2018年からの5年くらいしか待っていないので幸せなのかもしれない。この5年間は活動休止していたわけではないしハイスタの曲を弾いたり聴くたびに毎日「ハイスタそろそろライブしないかなぁ~」なんて思っていた。

2019年ごろからライブに積極的に行き始めたが、2020年になってライブ興行が止まった。その間もハイスタの復活を願っていたのだが、「規制のある今じゃない」とも思っていた。そんな中で、2022年中ごろからは規制が緩くなっていった。その年、HEY-SMITHは15周年のZeppツアーを行っており、自分は東京公演のチケットを早めに取っていた。そして、各公演の対バンゲストが続々発表される中、ついに東京公演のゲスト発表日。他所ではSUPER BEAVERやラスベガスがゲストで発表される中、東京公演のゲストはまさかのken yokoyama。

うれしくて震えた。ついに健さんを目の前で観れる...

10月21日が来た。

その日、The Sound Of Secret Mindsが演奏された。鳥肌が止まらなかった。(あくまでケンバンドのライブなのでこの日の詳しい感想は別で書きます。)ただ、目の前でハイスタの曲が聴けてとにかく嬉しかった。

 

2023年にはケンバンドのツアーがあり、チケット争奪戦の中、横浜と新宿のチケットをゲットでき、楽しみにしていた。

2月6日、HEY-SMITHの猪狩のYoutubeで、健さんのインタビュー動画が公開された。やはり気になってしまうのはハイスタのこと。だが、前編の動画では健さんらしい自由なトークが繰り広げられ、ハイスタについてはあまり触れてはいなかったが、面白かった。後編を心待ちにしていた。

 

そして、この頃難波さんはTwitterで少し荒れていた。

 

 

2022年夏にNAMBA69が止まり、その少し前から新潟でラーメン屋さんをやっていた。そんな中でのこのツイートだった。難波さんは感情の人である。だからこのツイートを見て驚いたり、深く心配したりはしなかった。単に、今動けるバンドがないからバンド組みたいという感情を言葉にしているんだなぁという印象で、いつも通りだな、と思った。そしてなにより、

 

このツイートを見て、更にハイスタの活動を期待する自分がいた。

 

2月13日、健さんのインタビュー動画の後編が公開された。

NOFXの解散に関することは悲しかったが、ハイスタはそのようにはならないのではないか、と思わせてくれる内容だった。期待感が膨らんだ。

 

2月15日、ツネさんの訃報が流れた。

昼間、ホームで電車を待っているときだった。放心状態で電車に揺られていたのでその時のことはあまり覚えていない。

現実感がないというのが正直な感想だった。ここからはあまりこのことについて考えないようにした。

 

3月13日、F.A.D横浜で健さんのツアー初日を見た。

複雑な気持ちでライブを見ることもなく、久々の自由なライブハウスを純粋に楽しめた。ただ、健さんはツネさんのことに触れた。その話を聞いて泣いてる人もいた。自分は泣けなかった。

3月24日も新宿ANTIKNOCKで健さんのライブを見た。その時も健さんはツネさんとの思い出話をしていた。「この近くのスタジオでよく練習してて、休憩時間に路地裏で将来の話を三人でしてたんだよな」と、懐かしむ姿を見れて、このツアーに来れて良かったとただただ嚙み締めた。

 

4月になって、ハイスタの新曲、サタニックカーニバルへの出演が発表された。

 

長いので次に続きます