まずは、代表決定戦の結果から。

 

【1日目】
吉田・松村 10-4 竹田・竹田
松村・谷田  7-4 竹田・竹田 
松村・谷田  9-2 吉田・松村
【2日目】
吉田・松村 10-1 竹田・竹田 
松村・谷田 7-6 竹田・竹田
吉田・松村 7-4 松村・谷田
【3日目】
松村・谷田  7-5  吉田・松村 
松村・谷田  8-7  吉田・松村 

 

まず最初の2日でダブルラウンドロビン方式で3チームが対戦。

結局竹田・竹田ペアが全敗で脱落することになりましたが、あともう少し精度があればあわよくば…という試合もありました。大健闘してくれたと思います。

 

この情勢で4人制よりもさらに海外遠征のハードルが高くなってしまったこともあり、今回は国内でのツアー大会のポイントで出場チームが決まることになったのですよね。そもそもMDペアで実際海外ツアー大会に出るペアは非常に少ないですし、竹田ペアがどうという意味ではなく、もう少し出場ペアの選定基準を広げておいた方がよかったのかな、とは個人的に思います。

 

さて、松村谷田ペアと吉田松村ペアによる代表争いですが、今回は松村谷田ペアが一枚上手でしたね。そもそも今年の日本選手権でも決勝でこの2チームの対戦が行われていて、準決勝まで素晴らしい試合を勝ち抜いたこの2チームのどちらが優勝してもおかしくなかったのですが、この時はワンサイドゲームで吉田松村ペアが優勝。決勝後の千秋さんの悔し涙は、決勝戦まで自分たちの戦いに手ごたえを感じていたからに他ならなかったと今になって思いますし、この時の悔しさをバネに今回の決定戦に備えていたのでしょう。

 

そもそもMDにおいては、二人ともスイープ力がある松村谷田ペアの方が断然有利だと思いましたし、スキップ経験がある千秋さんと冷静沈着にショットを繰り出す谷田さんはとても相性のいいペアに見えます。吉田松村ペアもいい試合をしましたが、やはりショットのずれがあると立て直しが苦しくなる場面が見られました。

 

今回は、松村さんが兄妹に分かれて戦ったことも話題になりましたが、ご両親としては千秋さんの方に勝ってほしかったのかな、と個人的には思っています。千秋さんが負けてしまうとオリンピックのチャンスが完全に潰えてしまいますし。

 

 

さて、代表決定戦も終わり、これからは最終予選が待っています。

この最終予選、スケジュールとしてはMDが一番最初なんですよね。MDは谷田さんが唯一掛け持ちということになりました。すべてのカテゴリーで最終予選行きになってしまったのはまさしく大きな誤算だと思いますが、何とか踏ん張ってもらうしかありません。

 

今回は、MDの最終予選についてちょこっと書いておきたいのですが、実は14か国と言われている出場国の詳細がよく分かっていなかったりしますガーン

とりあえず、今年の世界選手権で出場権を取れなかった国を挙げておきますと…

 

アメリカ、RCF、エストニア、オーストラリア、ハンガリー、韓国、スペイン、ニュージーランド、フィンランド、ドイツ、日本。(イングランドは対象外)

これで11か国ですが、この顔触れだけ見ても2位以内に入るのは相当大変なことは明らかです。

ここからどれだけ巻き返していけるかですね。

 

あと、出場しそうな国と言ったら、デンマーク、オランダ、ポーランドあたり?

ラトビアあたりもありうるのかな? (分かり次第記載します)

 

※間違いがあればご指摘くださいm(_)m。