まずは日本ペアの最後の試合、韓国戦に勝ってシード権確保!
おめでとうございます
連敗を引きずることなく、試合を優位に進められたのはよかったですね。
最後、いいイメージで終わってホッとしました。
もう1試合は、ハンガリーがフィンランドに勝利。フィンランドがシード落ちとなりました。
さて、準決勝進出をかけた試合ですが…
カナダ-スイス、前半と後半とでガラリと様相が変わる展開でしたね。
前半はカナダの方にミスが目立って1エンドの1点しか挙げられず。
ところが後半は逆にスイスの方の精度が落ちたのと、Gushueさんのショットが良くなってきたのとであっという間に同点。やはりこれだけの選手をもってしても難しいアイスだったのですね。
そして同点で迎えたEE。後攻のスイスはラストドローがほんのわずかの差でNo1に及ばず、まさかのスチール負けとなったのでした。
あのラストストーンは、中心の白にある程度かかりさえすればNo1が取れていましたので、もう少し中心側に向かっていればよかったのですよね。あの、経験豊富なPerretさんでも及ばなかったドローでまさしく明暗が分かれてしまいました。
●準決勝&7位決定戦
そして準決勝のノルウェー-スウェーデン戦もまさしく同じような幕切れに。
同点で迎えた最終エンド、スウェーデンのラストショットはスペース的に比較的余裕がありそうなドローだったのですがDe Valさんのドローが長すぎてしまいました…。
彼女はまだ23歳で、Wranaのチームにいる一流選手とは言え、前回の世界一ペアの後を担うというのはものすごい重責だったと思うのですが、予選では一切そういうプレッシャーは感じさせず順調でした。しかしこの試合はこれまでのキレキレな精度は影を潜め、苦しい展開になってしまいました。予選は絶好調だったのに…というのはこうした大きな大会では毎回のように起こりますね。やはり落とし穴はどこにあるのか分かりません。
そして! 7位決定戦は何とチェコがアメリカに勝ちました。
アメリカとしてはやはり序盤の5失点が痛かったです。諦めずに食い下がったのですが、チェコの方が好調でしたね。チェコのペアもMDではおなじみで、やはり戦い方に長けていたのかも知れません。
●3位決定戦
●決勝戦
決勝戦は、とても見ごたえがありましたね!
前半はスコットランドが今一つピリッとせず、ノルウェーが優勢でしたが、後半はMouatさんが急にキレキレに変貌しましたね!
この試合、お互いにピタッと決まるドロー、そして見事なランバックで形勢を大きく変える場面など、ミックスダブルスの戦いに必要な要素をたくさん見せてもらえた気がしました。
そして最後の8エンドは、メジャーでの決着!!
いずれにせよ、ノルウェーが1点取っていたとしてもEEで先攻になるので不利であることに変わりはありませんが、この大会はスチールで決着する試合も多かったですし、スコットランドとしては8エンドで決めることができてホッとしたでしょうね。
地元での優勝、本当におめでとうございます
さて、今大会は、最初から最後までコロナ陽性者を出すことなく予定通りスケジュールが進みました。まずはこのことを素直に称えたいと思います。
そして、女子世界選手権でテレビ放映がしばらく中止されてしまったことをきっかけに山口さんが裏解説をして下さったことも特筆ものでしたね。しかもミックスダブルスではテレビ放映された全試合の解説をしつつ、深夜の裏解説もして下さり、ビックリするほど豪華なゲストも登場しました。日ごろのお付き合いの広さがなせる業ですね。
そして小穴さんの解説も素晴らしかったと思います。お二人とも現役バリバリの選手ゆえ、なかなか常時解説役をこなすのは難しいでしょうが、また何かの機会に登場していただきたいですね。
これで今シーズンの試合は一区切り。これから各国それぞれがオリンピックに向けて最後の戦いをしていくことになります。これからもカーリングを応援していきたいと思います!
●たまたまネットで見つけた。
The Nine@BBCScotNine“It was a really proud moment” @BruceMouat and Jen Dodds discuss winning gold at the @worldcurling mixed doubles… https://t.co/uh7OmoJDfn
2021年05月27日 06:13