
コンピュータの発明 エンジニアリングの軌跡
能澤 徹 (著)
目次
第1章 -- はじめに
1.1 コンピュータ史の現状
1.2 コンピュータ史を読み解くキーポイント
1.3 コンピュータ史のマクロフロー
1.4 本書の構成と要約
1.5 資料に関して
第2章 -- プログラム制御方式概念の発明
2.1 チャールス・バベッジ
2.2 バベッジ以前
2.3 差分(階差)エンジン
2.4 微分法と差分法
2.5 差分エンジンの問題点
2.6 プログラム制御方式概念への到達
2.7 解析エンジンの内部仕様
第3章 -- レコード処理の発明
3.1 ジャカード織機
3.2 ホレリスのタビュレーティング・システム
3.3 IBMとUNIVAC
第4章 -- アルゴリズム機械化方式の発明
4.1 アラン・テューリング
4.2 カンターの無限集合
4.3 ヒルバートの決定問題
4.4 ゲーデルの「論理の算術化」
4.5 テューリングの決定問題解決の骨子
4.6 ユニヴァーサル・テューリングマシーン
4.7 テューリングマシーンの評価
4.8 その後のテューリング
第5章 -- プログラム制御式コンピュータの発明
5.1 エイケンのハーヴァード・マーク1
5.2 ズーセのリレー計算機
5.3 ベル研究所のリレー計算機
5.4 プログラム制御式コンピュータのまとめ
第6章 -- 電子式コンピュータの発明
6.1 アタナソフのABC
6.2 ロレンツ暗号機とコロッサス
6.3 ENIAC
6.4 特許紛争
6.5 電子式コンピュータのまとめ
第7章 -- プログラム内蔵方式概念の発明
7.1 ノイマン出現の背景
7.2 1944年当時の計算機
7.3 ENIACの問題点
7.4 EDVACのための第一草稿
7.5 IASの予備検討
7.6 ムーアスクール・レクチャー
7.7 現代アーキテクチャーとの比較
7.8 プログラム内蔵式に関する国際的な理解とノイマン貢献の本質
7.9 プログラム内蔵方式概念のまとめ
第8章 -- プログラム内蔵式コンピュータの発明
8.1 マンチェスター・ベイビー・マーク1
8.2 ケンブリッジ EDSAC
8.3 マンチェスター・マーク1
8.4 UNIVAC
8.5 プログラム内蔵式コンピュータのまとめ
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