完成しました・・・・
塗装後の仕上げとして艶消しクリアを正面、裏面へ塗装。
これにより塗装がガードされる状態です。
大型造形であるため様々な角度からカラーを確認・・・
光の方向、影のでき方により表情を変えてくれます。
上に光
右に光
左に光
裏面・・・ウォーズマンみたい・・
今回の最大の山場は型取でしたが事前にどのように型とるか・・数日考えましたね。
大型造形の場合、ホワイトレジン自体の重量により重力の影響で
変形してしまったりすることがあるのですが
対策として原型と型枠の厚み、シリコンの硬化剤の比率を調整するなどしてクリア・・
湯口をどこにするのか・・
これも悩みました・・シリコンの型自体大きく(重さ4キロ・・)
型を固定した状態でホワイトレジンを流し込む作業が必須!
これはあえて300gのホワイトレジンを多めに流しておき、後から上蓋を閉じて
あえて湯口から10gほどあふれさせる作戦で成功・・
レジンが固まる2分間でこの作業を行うのは職人技・・
※通常は湯口にホワイトレジンを流し込みますが、今回あえて逆の方法で行っています。
最終的に作品として完成させるにあたり様々壁があります。
一つ一つ壁をクリアし、完成にたどり着く・・・
まるで人生そのものじゃーー。
世界でただ一つの石仮面・・考え深いものがありますね。
やれやれっす。
次回はエピローグ・・・世界の仮面の調査っす。