私たちはちょいちょい合理的でない買い物をします。


似たような商品なのに値段の高い方を買ってみたり...

遠くのお店にわざわざ買いに行ったり...

明日まで待てば安くなるのにどうしてもって言って今日買ったり...

果ては必要じゃないのについ買っちゃったり...


これってみんな経験してますよね?


なのに、いざ自分が販売者の立場に立つとそんなこと忘れて、どこよりも安く、どこよりも便利に、どこよりも早く商品を提供することにばかり気持ちが行ってしまう。


数年前の私もそうでした。

お客様が気にもかけていない競合を、自分で勝手に作り上げていつも競っていたのです。


結果、新商品の勉強会や販売促進の会議では、必ずと言っていいほど競合商品との1円単位の価格比較です。


もちろん、商品の開発段階ではとても重要な問題でしょう。

販売者や営業マンも、一応情報として知っておいた方が良いでしょう。


しかしそこに終始して、自社商品の方が高いからとネガティブな愚痴をこぼして時間を浪費するほどバカバカしいことはありません。


実際お客様は、あなたと同じように合理的でない買い物を日常的に繰り返しているのです。


先日、こんな事がありました。

既存のお客様からいつもお使いの洗剤を注文頂いたので、お届けの際にちょっとした便利グッズの試供品を同封しておいたのです。


私がとても気に入っているので喜んでいただけたら嬉しいなとは思っていましたが、まず、まだ試しているはずがないくらいの速さで、その便利グッズのご注文を頂いたのです。


これには流石の私も驚いて

「お試しして、あまり良くなかったらキャンセルしてくださいね」

とお伝えしました。

すると、お客様の返事は

「他社の類似品は以前から使ってるけど、丸山さんのところにあるんなら丸山さんのところで買うと嫁が言っていますので」

というものでした。


とても嬉しかったです。

そして、よく思い返してみれば、そのお客様は、私がLINEやYouTubeでご紹介する商品を、かなりの割合でご注文頂いているのです。


そういえば、Googleマイビジネスの評価のお願いをLINEでした時も真っ先に好評価いただきました。

もちろん見返りもないのにです。


どうでしょう、こんな上顧客様のことを不合理だというのは甚だ恐縮ですが、このお客様は、果たして1円単位の比較検討を瞬時にして、これはお買い得だ!とご注文頂いたのでしょうか?


高評価をつけておけば何かプレゼントがもらえるかも!と期待されたのでしょうか?


違うと思います。

だからと言って「信頼」とまで確信的なものじゃなくて、どちらかと言うと「親近感」の方が近いかもしれません。


あなたも、安売りだの即日だの、そんなことばかりに囚われてビジネスをするのはもうやめて、不合理にも選んでいただける、そんなビジネスを目指しませんか?