やっぱり、惹句は短く、ということで、

ズボラモデラー宣言します!

お気楽、脱力とも、いまいちぴんと来ず、

ズボラが短くて良いデス!

今回は、アメリカ機。

チャンスボートコルセア ハセガワ1/48 F4U-5Nです。

実は、大戦後の最終形態ですが、エンジンカウルがおむすびで、

2つの吸気口が格好良いのでw

 

 

確か、ブックオフで買いましたww

まだ9割位の完成度で、パーツ残りがありますが、

52型とくらべてみました。

 

ズボラに違わず、機体色をまた間違えて、本来はグロスシーブルーという、

明るくテカテカなんですが、アメリカ海軍は、この色一択!

という思い込みで、ネイビーブルーに、、、、

まあ、大して違和感ないので、おKです。

 

それはそれとして、機体の大きさがダンチですね。。。。

なんというか、小学生と大人、といった感じで、コルセアがすべてデカイ!

繊細なゼロに対し、骨太で獰猛なコルセア、といったイメージもあります。

プロペラの模型実寸で、直径が、

66mm:84mm、実物では1m近く違います!

エンジン径も、コルセアが25%程度大きく、気筒数も、18:14で約3割増し。

まさに、心臓の出来が違う、、、、

そのほか、コクピットも幅だけでも実機で10cm程度、コルセアが幅広、

居住性の違いも大きいですね。。。。

最初に述べたように、5Nは、大戦後の機種なので、

52型と比べるのはちょっと筋違いな面もありますが、

まあ、これだけ物量の違いが有ったというわけです。

 

昔、高校の同級生が、WWⅡのアメリカ機を評して、

「ガソリンバカ食いのでかいエンジンを積んで、馬力で圧倒しただけ」

と言ってましたが、まあ、その面は否めませんが、、、

 

ここから先は、異論も多いに有るでしょうが、

ズボラーな論理なので、御勘弁をww

 

ゼロ戦の悲劇は、登場時に優秀過ぎ、改善を怠った(というか、その余裕が

無かった?)のと、軽量小型に偏し、エンジンと機体の最適化が過ぎて、

高馬力化する余地がなかったことでしょう。

お遊びで、コルセアのカウリングを52型に付けて見ましたが、

明らかに頭でっかちで、バランスが、、、

機体の根本的な再設計が必要でしょうね、、、

 

速度で言えば、52型の急降下制限速度が740km/h、

5Nの前機種、F4U-4の水平最高速度が728km/hですから、

ゼロ戦がコルセアに追いつくのは無理だったでしょう。。。

コルセアの後ろについても、少し急降下されると、ゼロ戦の制限速度を

簡単に超えられて、手を出せなくなります。

無理に追うと、下手すれば空中分解です。

空中戦では、速度だけが重要ではないですが、大きなハンデだったのは

事実。

 

後は、エンジン設計、製造技術の決定的な差でしょうね。

2000馬力級エンジンで言えば、日本では、誉エンジンのみで、

それも製造技術低下、材料、ガソリンの劣化などで、

実力を十分に発揮できなかったのに対し、

アメリカでは、既にF6Fヘルキャットから搭載され、

その後も続々と2000馬力級の新エンジン、新機種が実用化され、

次第に日本を圧倒していきました。

ここら辺は、端的に国力の差でしょう。

 

後は、島国ということで、エンジンに関しては、馬力よりも

燃費(航続距離)を重視せざるを得なかった、という点が

有ったと思います。

いずれにせよ、エンジンで負けたのは、確かだったでしょう。

 

ということで、今回も、どっとはらい!!

 

P.S. 

ハセのコルセア、良いキットだと思うのですが、ズボラのデフォとして、

飛行形態にするのに苦労してしまい、ズボラできないTT

まず、フラップが片翼3枚ずつで、駐機状態(フラップ下げ)で

固定されるので、飛行中にするのに、改造が必要。

また、脚も同様で、脚カバーを閉じるのにも改造が。

それと、機首(カウル)が少し先細りな感じで、イメージがちょっとな、、、

十分似てますから、満足ではありますが。

 

後は、主翼と機首の継ぎ目に結構な段差ができます。

機首が少し小さい感じなので、マジにやるとすると、機首部分にプラ板を挟み、

幅を広げるのが良いかと。

ズボラはそこまでやりません!(きっぱり