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IT技術系マネジャー → タクドラ。
ブラックな環境に嫌気がさし、自由なタクドラへ。
全社組織改革活動リーダーを経験したので組織マネジメントには興味があります。英治出版の「ティール組織」はバイブルです。

私が考える「心地良い組織」の条件は、

下記の4項目を満たしている組織です。

 

①自分の仕事に誇りを持っている人が集まっている

②人として互いに思いやり、尊敬できる人が集まっている

③人の個性を伸ばせる風土としくみがある

④変化や挑戦を尊び後押しする風土としくみがある

 

念のため、上記4項目に追加して、下記の項目も追加します。

⑤お互いが遠慮なく、意見交換が出来ること

(但し、相手を気遣いながらコミュニケーションできる

 方法が定着していること)

 

日本企業は、①~④に近い風土があっても、

一部の人が勝手に互いに遠慮して

いつの間にか上手く機能しなくなる場合もあります。

やはり、⑤をしっかり明記しておかないといけなのかも

しれません。

 

 

私が過去で体験した理想の会社組織

 

私が過去に所属した会社組織は、

短期間のものも合わせると

かなりの数になります。

 

その中で、

上記4つの項目をほぼ満たしていて、

私が手本にしている会社が2社あります。

 

その1:大手総合電機メーカー

 

新卒から8年在籍しました。

 

私が在籍した部署は、

昔、新規事業としてその部署の立ち上げ時、

研究所から高卒の社員を中心に集められた部署だそうです。

 

見返してやろうとがんばったのかもしれません。

私が入社したのは、その発足メンバーが退職された後ですが、

進取の気性に富む風土は引き継がれていました。

 

半期ごとに新しい仕事が発表され、

自薦でやりたい仕事が出来ました。

 

プロジェクトリーダーとして担当した者の考えを優先し、

納得いくまで顧客のため、品質を追求出来たのです。

 

いつもほぼ受注生産のシステムだったので、

担当者が全責任を持ちます。

 

問題が発生したら、すぐに現地に飛んで、

トラブルが治まるまで2週間カンズメに

なったこともあります。

 

先輩達も同様にプライドを持って仕事をしていて、

愚痴を言っているのを聞いたことがありません。

 

8年経ってもまだ、

お釈迦様の掌から抜け出せない気がしていましたが、

自分を試してみたくて、

後ろ髪引かれる思いで転職しました。

 

その2:外資系巨大グローバル企業

 

次に転職したのは外資系、

1980年代をピークに

2000年代に衰退していったグルーバル企業です。

 

私が在籍した’90年代は、

まだ古き良き時代の風土が残っていました。

 

社員を大切にする会社、

社内に大学を作り、

年間の研修時間を確保されていました。

 

米国本社に1年出向したとき、

社員の勤続20年等のパーティーを

何度か見ました。

 

「そんなに長く同じ会社に

務めるのは米国では珍しいのでは?」

 

と聞くと、

「そうかもしれない。

でも、この会社はいい会社だから。」

と言ってました。

 

コスト削減で人員を減らすことより、

高い品質を維持しようとしたのか、

想いとは裏腹に経営は傾いていきました。

 

大規模リストラから20年を経過した今も、

多くの卒業生がSNSで楽しかった昔を

語り合っています。

 

「世界で最も顧客を大切にする企業」

のビジョンの下、従業員同士を競わせ、

生産性を絞り出すショッピングサイトが

世界の正義なのか?

 

オーナーは企業組織に何を求めるか?

 

売上が上がらなければ、

企業は存続しません。

 

そういう意味では最も大切なこと

なのかもしれません。

 

でもそれが目的になってしまうと、

手段を選ばず、とことん合理化を

追求するようになります。

 

特に中間の管理職が、

良かれと思って、

無茶をやり出します。

 

でも仕方ないのです。

良い環境が想像できないから。

 

良い会社組織のイメージがない管理職、

良い上司に指導された経験のない管理職、

 

最近はそんな管理職ばかりになっています。

 

面倒でも、企業オーナーが細かく

どんな組織環境にしたいのか、

何度も説明し、やって見せて、

時間をかけて試行錯誤してつくっていく

必要があります。

 

最初は企業オーナーがワンマンで牽引する

 

最初はオーナーが、

ワンマンで引っ張っていき、

最低レベルまで育成する。

 

次にオーナーは組織環境を維持することに注力し、

次世代のリーダーが育つのを見守る。

 

但し、ここで育った過渡期のリーダーは、

「使えない」ので、第2世代、第3世代のリーダー

育成が出来れば、早めに環境維持に下がる。

 

こうして、

従来の組織環境を2~3周り変容させれば、

理想に近い組織が作れます。

 

基本は、全員平等に対話することです。

合わない人は去っていくので、

人材は自然に淘汰されていきます。

 

暖かい未来を信じている人

明るい言葉を日々発している人

 

が残ります。