引き寄せの法則とティール組織の共通点の1 | servantleadership

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IT技術系マネジャー → タクドラ。
ブラックな環境に嫌気がさし、自由なタクドラへ。
全社組織改革活動リーダーを経験したので組織マネジメントには興味があります。英治出版の「ティール組織」はバイブルです。

引き寄せの法則はティール組織と似ている

 

私は自分自身の過去の経験により、

引き寄せの法則を信じています。

 

どんな経験をしたかについては別の機会にお話しするとして、

「引き寄せの法則」の効果を発揮させるには、

大切な条件があります。

 

それは、「マイナスの潜在意識を消すこと」です。

潜在意識なので、その悪影響を受けているのかどうか、

自分では分かりません。

 

ですから、引き寄せの法則に沿った行為を実践し、

状況が好転しないとき、自分に「無意識のマイナスの感情」

があると考え、クリーニング(浄化)すればいいのです。

 

その浄化に関する基本的考え方が、

ティール組織の相互コミュニケーション方法と非常に似ている、

という話です。

 

引き寄せの法則の考え方

 

引き寄せの法則を科学的に証明しようとする考えを解説した動画が、

たくさんネットで公開されているので詳細は省きますが、

重要なのは「顕在意識」でなく「潜在意識」です。

 

明確な目標を設定して、その目標が達成出来た時の感情に

フォーカスをします。

 

コーチングのテクニックで「アファメーション」といいます。

例えば、「〇〇大学合格」がゴールの場合、

毎朝、「私は〇〇大学に合格した!」と完了形や過去形で

声に出して言い、合格発表の場面を想像し、喜び、

その喜びの感情を味わいます。

 

そうすることで、潜在意識が発動し、合格に必要なアクションを

自分で取り始め、合格まで頑張れるのです。

 

困るのは、潜在意識で「どうせ自分なんか受かるはずない」と、

自己否定の感情を持ち続けている場合です。

 

つまり、アファメーションなどで、プラスの潜在意識を

抱こうとしても、マイナスの潜在意識が強すぎて

効果が出ないのです。

 

マイナスの潜在意識を消す方法

 

この潜在意識は、自分で自覚がないので始末が悪いのです。

 

あまり世間ずれしていない子供のままの純粋さを持ち続けている人

や、スポーツばかりしていたり、専門馬鹿の人の場合は、

マイナスの潜在意識が少なくて、引き寄せの法則が効果がよく出ます。

 

このマイナスの潜在意識を浄化する方法は、

実は、これも特別なことでなく、ネットでも溢れている情報です。

 

一番シンプルに説明されているのは、「ホ・オポノポノ」です。

 

「ありがとう」

「ごめんなさい」

「許してください」

「愛しています」

 

この4つの言葉を唱えることで、潜在意識をクリーニングします。

マイナスの潜在意識を浄化することで、

プラスの潜在意識に同調した現実を引き寄せるのです。

 

量子力学で説明されていた動画では、自分の潜在意識が

発振する周波数に共鳴したものが引き寄せられていく、

という解説がされていました。

 

浄化する方法は、他にもいろいろあります。

 

●森林浴

●グランディング

●ネガティブな日常言葉を使わず、ポジティブな日常言葉を使う

●感謝する、内観など

 

特に目新しさもない、当たり前のことです。

でも、結構効果があります。

人によって効果が出るものは多少違うのかもしれません。

 

私の場合は、

内観として、自分自身や周囲の人に、

感謝の手紙を書いたときに特に効果を感じました。

 

ティール組織にみる、引き寄せの法則的発想

 

ティール組織は、

それまでのレッド、アンバー、オレンジ、グリーン組織が、

常に「恐れ」と付き合いながらの価値観であった状態から脱却し、

「信頼」を前提に構成された組織です。

 

今までは「従業員は常に監視していないとサボる」ことを前提として、

いかに指示に従わせるか?という価値観で仕組みが作られていました。

 

異なった考えの従業員を異端者と捉え(恐れから)排除しようとしました。

 

ティール組織は、「従業員は信頼できる同胞」という前提の下、

積極的に従業員の異なった考えや変化を受け入れ、プラスに捉え、

受け入れます。

 

つまり、

「矛盾しているもの同士を合理的につなげる能力」を、

恐れを捨てることにより、初めて有したのです。

 

この恐れを克服するところが、

引き寄せの法則を機能させるときの潜在意識の浄化と似ています。

 

つづく