ご無沙汰です、せるりあンンンンンンです。

ブログではホントにご無沙汰してます。


スプラ(サモラン)配信を始めてからもう1年ですが、仕事終わったあとの時間で配信という、単純にやることが増えたためなにか物事があっても、

(ブログにするほどかぁ…?)

って感じに思ってて気づいたらこんなご無沙汰になってました。

友達とだけど遊戯王したり、1人でサモランしたり、ソロでも友達とも動物園いったり、いつも通り生活してます。GWに四国行ってきたからそれブログにしろよな〜って感じですね。



さて、今回は卓球です。

「テナジー25」という、マイナー目なラバーを語ります。

なぜ『25』なのか。

これ使ってセルロイドボール末期に中学の新人戦で県大会へ行ったからです。

普通の人は05、80しか使わんでしょうけど、自分は25が人生初テナジーでした。思い出ラバーなんですよ。

家近の卓球専門店から消されました。取り寄せはできますけど、常に置いておいても売れるラバーではないとのこと。ホントにマイナーです。


卓球は中学の部活からずっとやってます。自分が唯一できるスポーツです。

ずっとやってる、というか社会人になってからブランクありましたが改めて始めてここ3年くらいずっとやってますよ。『辞めた気がない=ずっとやってる』


そんで「テナジー25」とは、改めて。

中学の時に使っていた忘れられないラバーがあります。神ラバーってやつです。

ラバーとは何ぞや?って方向けに言うと、

・テニス、バドミントンの「ガット」

・野球の「バット」

・ゴルフの「アイアン」

・剣道の「竹刀」

要はボール打ったりして特点を得るスポーツをするための必須道具です。

卓球のラケットに貼ってあるあののゴムは「ラバー」といいます。なのが印象的ですね🏓


ラバー、赤と黒だけだと思ってるでしょう?

めっちゃ種類あるんです。そんでその種類ごとに赤と黒が用意されてるんで、赤黒好きな方を貼ることができます。ラバーによってはとか青いラバーもあります。


自分、裏面はの粒高ラバーです。


「カラーラバー」といいます。まんまだね。余談ですがカラーラバーを使う際は必ず片面はでなければなりませんはず。よく知らんけど


裏面はなので、テナジー25は黒です。

テナジー25には赤と黒が用意されています。

今回語るのはこの「テナジー25」というラバー。


名前を大好きだった元カノってノリで連呼しちゃう、大好きなラバーです。彼女いたこと無いけど。

クソ高いです、カタログにはオープン価格としか記載されてませんが、卓球専門店で買うと定価8200〜9000円くらいでしょうか。

たけぇって思ったでしょ。ラバーってクソ高いんですよ。それが両面貼ってあります。ザッと2万円ですね


中学の頃はカタログ定価6400円でした。

それが8400円になって、気づいたらオープン価格になってました。6400円でも高いよ。日本メーカーでは1番高かったんじゃないかな。


6400円の頃はボールがセルロイド製でした。

卓球はピンポン玉を使います。が、ピンポン玉にも種類があるんですよ、知ってました?

試合で使われる公式球は1球300円はします。

割れたら?終わりです。まぁ割れそうと思われるのは分かりますが、案外割れないんですよねこれが。

打ってたら割れちった!ってことよりも足で踏んでしまって割ることの方が圧倒的に多いです。


このテナジー25というラバー、

中国式ペン持ちで前〜中陣でプレイしてた自分には当時ピッタリなラバーでした。

「ペン持ち」知ってます?今は「シェークハンド」が主流です。持ち方はザッと2種類あります。自分は今でも中ペンで前〜中陣です。


テナジー25さんは「前陣」で「速攻」する人にとって良い感じになるラバーとして設計されています、とカタログが言っていましたが使用感は本当にカタログ通りだったと記憶しています。当時出会った運命の人的な記憶だもん。彼女いたことないけど。


ボールがプラスチック製になって数年経ってから実感したことですが、セルロイド製ボールは打ちやすいです。プラボール用の最先端のラバーを使ってもセルロイド球は打ちやすい。

上手く言語化できませんが、セルロイドを忘れてプラボールに慣れきった身体でセルロイドを打った時は「そりゃ雑なミート打ちもあんだけ入るわ」と納得しました。ボールの材質によって良い打ち方も変わるし、ボールの材質によってラバーの評価も上下するってことです。深いね。

もちろんラバーもボールに合わせて改良されています。その結果の値上がりです(ラバーの材料は天然ゴムなのでそれの値上がりもありますが)。


いきなりセルロイドだのプラスチックだの言い出して、何が言いたいのか。

今の環境でテナジー25は力不足です。

プラボールに合わせて攻撃的なテンション系裏ソフトラバーが増えました。プラボールをシッカリ打ち返すにはどうしても攻撃に有利な要素を設計段階から増やす必要があるからです。プラボール黎明期を中学→高校で過ごしましたが、当時からプラボールの競技用ラバーは高額で超攻撃的なラバーになってしまっていますし、セルロイド時代のラバーはプラボールに対応できるよう改良されてきました。

具体例を話すと、ヴェガなど安価で「テンション入門用」と言われたらバーもプラボールに合わせての改良、原材料の高騰と円安も相まって今では6000円が定価です。

『ヴェガヨーロッパを専門店で値引き込で3500円とかで買ってた』そこのあなた。

泡吹いて倒れたっしょ?

同世代には刺さる、はず。

勿論、性能は大会シーンで見て尚充分になっています。


ファスタークも定価5800円くらいだったのに今見たら定価8000円です。

笑えんよ?(笑)


そのお高い超攻撃的ラバーを使っているお相手さんはバンバン強ぇボール打ちまくって来るのに、25から返球するボールは「強弱で言うと弱い寄り」のボールしか打てません。プラボールに対応できるように改良されていますが、プラボール時代にイチから設計されたラバーには及ばないんでしょうか。

お相手さんは、普段からクソ強ブルジョアラバーによるバンバン打法で打ち返されるスピードボールを相手取って練習していると思うので、スピードあるボールに目が慣れてるでしょうから、スピードが中途半端なヘナチョコボールを返しても簡単に見極められてスマッシュやドライブをブチ込んできたりネジ込んできたりします。こちらはそれ取ればいいんですけどね。25なら出来ますけど。


それともう1つ。

テナジー25が力不足と感じた最も大きな要因は、テナジー発売元のバタフライと言うメーカーの存在。

テナジーには上位互換というか、上位モデル的なラバーがあります。「ディグニクス」といいます。

テナジーに1000円プラスすれば買えます。要はホントに10000円するラバーです。カタログはもちろんオープン価格としか載ってません。セコいよねバタフライ。


メインラケットのディグニクス05

サイバーシェイプはいいぞ。中ペンは滅多に居ない。

このディグニクスというラバー、「ディグニクス05」を筆頭に「64」「80」「09c」という4種類あります。これが全部バケモンじみた性能で、「テナジー使ってて満足してた人」が『テナジーでは物足りなくなる』というトンデモ性能をしています。

言い方を変えると、暴れ馬が過ぎます。

扱いきれないという人もいると思います。ディグニクスは4種類ともそんなラバーです。

もしディグニクス買ってしまって、フォア打ちすら思い通りに入らない、フォア打ちは耐えてるけど決め球が一生決まらん、ってなっても卓球する時間で50時間くらいは諦めずに使いましょうね。自分の経験談です。ちゃんとラバーと対話しよう。

ラケットは相棒ポケモンや斬魄刀や魂のデッキとかみたいなもんよ。使い慣れる、言うこと聞いてくれるようになる、そのくらいまでは辛抱して対話せよ。


自分は写真の通りメインでディグニクス05を、サブラケットにディグニクス80を貼って使っています。


裏面は、なんと両ラケットともの粒高です。練習相手として嫌われます

面はティバーの「グラス ディーテックス」というハイテンション粒高です。厚みは最大の1.6mmしか使ったことないです。

この粒高ラバー、10年使い続けています。1.6mmしか使ったことないです。もうひとつの大好きラバーです。


今回テナジー25を3本目のラケットに貼って使ったわけですが、「懐かしい」と言うより「…こんなんだったっけ?」という感想です。  本当に「力不足」です。

使えないからポイーーーする、ということではありません。「テナジー25も悪くないけど、ディグニクス使った方が勝つには手っ取り早ぇな」ってことです。


ディグニクスはテナジーの後継なので、テナジーをベースとしたクソ高性能をテナジー超えで実現しています。考えりゃテナジーより強いラバーなのは当然です。

テナジーよりもディグニクスは「勝手に回転が掛かる」、具体的には「サーブミスって当てただけになったのに相手がネットミス」「いつも通り打ったドライブがクソ強回転を纏っていた」なんてことはよくあります。


ここまでテナジー25をボロクソ言いましたが、べつに25をディスってる訳では無いことは察してもらえてると思います。相対的にパワー不足ということです。

もちろん貼りたての25は練習で使いました。もちろん楽しかったです。球を持つ25のあの感覚は懐かしかった。

しかし競技シーンで使うには物足りないと思う、ただそれだけのことです。いいラバーだけど「強い」ではなく「悪くない」という評価になります。

大会出まくるタイプの人で、昔25使ってて懐かしみたい、という方はそういう違和感が若干感じられるかもしれません。


思い出ラバーはどんどん使いましょう。『自分の卓球』が変わります。インフレしたソシャゲとは違い自分の技量でカバー出来る要素が多いですから。

中学の頃はテナジー25と64使ってたので、テナジー64も今から改めて使ってみたいです。



ここまで読んでくれたなら嬉しいです。長かったでしょう。ちなみに彼女は欲しいと思ったことは無いので欲しくないです。



以上