令和3年4月20日(火)


朝起きて元気は無いけど、「バナナ食べようかな」と言う。


具合が悪くなって4日間、ゼリーしか食べられずにいた。

バナナの輪切り3個食べた。

その後、アクエリアスとカルピスも飲む。


この4日間を思うと食べれたし、飲むこともできた。


前日の点滴が良かったのかな?このまま元気になってくれたらいいな…なんて思っていた。




私は庭の草がヒドイことになっていたので、リビングのカーテンを開け、息子の様子を見ながら草むしりをしていた。



時々声を掛けると、ソファでゴロゴロしながら返事をしてくれたり「ママ、早くきて」「ママがいないとしんどい」など言っていた。



この時はまだこの後起きることを予想も出来なかった。




お昼になり、何か食べる?と聞くと

「うん」と答えた。


「うどんあるよ?柔らかく煮ようか?」と伝えると食べると

言うので、作って一緒に食べた。



結局、うどんは3本くらいしか食べれなかった。



そして、私の作ったご飯を食べるのはこれが最後となった。




13時過ぎ、連日具合が悪い息子の様子を心配し近所に住む母と姉が来てくれた。


ばぁばとねね(私の姉)が来てくれて少し甘える。





リビングにある長座布団の上で寝ている息子。



洗濯物を畳んでいると母に何だかおかしいよ?と呼ばれる。

さっきまで会話をしていたのに、何だか苦しそう。


時計は14時20分頃。



呼びかけても反応がない。


急いで119番に掛ける。



救急車を要請している間に心肺停止になった。




指示をもらいながら、心臓マッサージをする。



手が震え、頭が真っ白。姉が必死に息子の名前を呼んでいる。

とにかく、必死に心臓マッサージをした。




しばらくすると救急車が到着し、救急隊とバトンタッチをした。



娘が帰ってきて驚いていたので、母と姉に娘をお願いした。



私は、何が起きてるのかよくわからないまま救急車に乗せられた。