トランクルーム投資・コンテナ投資のストレージビジネスは最強の不動産投資 -2963ページ目

高利回りのトランクルーム併用住宅

おはようございます。
賃貸経営コンサルタントの
竹末です。


さて、今日のコンテンツです。

竹末は、このブログであまり
新築の話はしたことはありませんが
以前は「大和ハウス」という大手メーカーに在籍していました。
本当は、新築のアパートやマンションを建てるのが専門なんですね。


メーカーに19年勤めていて
19年間に245棟、1149戸、建設費総額100億円以上の
賃貸マンションやアパート、店舗、事務所を建てました。


そういった経験を積んでいるのに
読者の皆さんには、全然お伝えしていませんでした。


このブログの読者さんで
使っていない土地に新築を考えている人もいるでしょうし

古いアパートなどの物件を持っていて
解体、建て替えを考えている人もいるはずですよね。

これから、そういう人たちに対しても
私が知っている知識や経験をお話ししたいと思います。


それで
一昨日、ふと思いついたんですが
こういう新築も面白いなと思ったんです。

それは
「トランクルーム併用の賃貸住宅」です。


通常、店舗付併用賃貸住宅や
事務所付の併用賃貸住宅というのは
たくさんあります。


でも、昨今の不況で店舗や事務所などの
テナントはさっぱり入りません。


特に東京都内を除く地方などは悲劇です。


相当な良い立地、賃貸条件の良い場合は別ですが
一度テナントが退去するとなかなか入らない。


こういう実情をよく考えてみると
不況が長く続いている日本の賃貸市場では
これから、テナントの需要は非常にきびしいと言わざるをえません。


市場が縮小している日本にこれ以上の期待はできないでしょう。


そこで

現在お持ちの土地に
1階部分をトランクルームにして
2階、3階を賃貸住宅にしたマンションを建てます。


テナントとして店舗や事務所を頭から期待せずに
トランクルーム経営を自分で開業してしまうのです。


仮に土地を持っていたとして
賃貸を建設すれば、建設コストが破格な安さでない限り
利回りが10%を超えることはなかなかありません。


しかし、トランクルームという収益性の高いビジネスを
1階に持ってきて、複合型の建物にすることによって
利回りが15%ぐらいにぐーんと上がります。


また、このトランクルームの立地性は
皆さんが思われるほど認知度が高く
視認性の高い立地でなければいけない
ということはまったくないんですね。


ロードサイドから奥まった道路に面する
二等立地でも十分、成立するビジネスです。


ですから、

ほとんどの土地に通用する考え方なので
竹末のこの企画型の商品は
これまでになかった独創的な発想といえるでしょう。


ただし、ヒントやアイディアだけで
成功するほど、世の中は甘くはありません。


レンタル収納ビジネスという
一見やさしそうで、カンタンそうなビジネスを
理解、熟知していなければ

建てたら利用者が入らないでまったく使い物にならず
ローンだけが残ったということにもなりかねません。


そのためにも
周到な用意や準備が必要です。
事前に知識や情報を得ることで、
成功する確率があがり失敗を避けることができます。