コロナウィルスが蔓延し始め、政府が国内イベントの自粛要請する前の2月24日の話。

会場は、四国でいちばん新しいライブハウスと言われる愛媛県松山市のWスタジオRED。四国内でいちばん離れた県庁所在地の徳島愛媛間を、高速道路を利用し宿泊しての観戦。

徳島を午後1時半に出て、SAで2回休憩し、松山ICに午後4時前に到着。
渋滞の一般道を通り、迷いながら松山市内の宿泊地に着きチェックイン出来たのが午後5時前。
少し休憩後、宿で自転車をレンタルし、迷いながら会場に到着したのが午後5時50分頃。
開場5時30分、開演午後6時で、ぎりぎり到着後すぐにライブスタートした感じ。

会場は広さに余裕があり、全客200人位の隙間があるゆったりとした空間で、客層は、男4女6という割合、大体20から40歳代位の年齢層。
会場ステージも高い位置にあり、並ばすにこんな時間に入場してもステージが見える場所につけた。
客のノリや反応は良く女性の笑い声も良く聞こえる。列を乱す客や割り込むような客も無く、ダイブモッシュは全く無く安心して演奏に集中出来る。

肝心のライブ内容は、アルバム曲+定番曲数曲を歌い、トーク5分位、HOTDOG劇場5分位、全部で2時間位。
HOTDOG劇場は、皆が良く知るあの映画からで、劇場が終わると同時にメンバー全員が楽器を担ぎスタンバイする姿が格好良く、またアンコールでは、ソロであの曲をあの楽器を使い歌う〇〇には感動。さすがプロ。
なぜかマーシーへのイジリが多く、相変わらずジムの汗が飛び散り、ロイとタクスマンは仲を悪く見せて客を笑わせ、いつものワッショイをして終了。

ライブ後の会場は、混雑が無いようドリンクカウンターが出入口から離れた所にあり、グッズ売り場も広いロビーの一角にあり、トイレも数人入れる大きさで全てが綺麗だった。


ライブ後は、汗で湿った服装でレンタル自転車に乗り、地元で有名なカレー屋で焼豚玉子カレーを食い、宿へ帰る。

良い旅が出来た約2ヶ月前の話でした。

このライブが終了した翌週頃に、大阪のライブハウスでクラスターが生じたニュースが流れ、ライブが禁止される状態が始まった。
もちろん、これ以後何十日も経つが、自分を含め、その当時の客スタッフ等に感染者はおらず何事も無く終わり、このライブを最後に自粛要請や3密のために、セクションナンバー11 ツアーは中止又は延期となってしまった。

あの頃の行動は、現在は非常識行動となり、今や何事も数週間後の事を考えて行動しなけらばならない日常となってしまった。

数年は終息しないらしいが、5月には少し明るい希望が持てるように、今は休日は家におり、新品音楽CDを通販で買いまくり、家で音楽鑑賞することにしよう。

生歌が聞きたい!