先日参戦のレポート。

会場は、地元徳島のクラブグラインドハウス。
これぞライブハウスだ!
という無骨な雰囲気の、学校の教室並みの広さで、観客とステージの段差が20センチ位しか無く、後方に並ぶとアーティストの顔しか見えないという不公平な設計の会場。

客層は、男女比、男9女1位の割合。
年齢層は、30から40代が9割、残りの1割が20代50代に分かれている。

土曜日なのに開場16:30開演17:00と、早めの開始。

赤い公園ライブ初観戦ということで、どんな客層なのか不安(昨年の四星球の文化祭で見た、発光棒を振り回す私立恵比寿中学のファン層みたいなのであれば、居場所がなくなるので、どうしようかと思っていた)になりながら待っていると、照明が暗くなり、「年号は平成」とか言うアナウンスが流れメンバーが登場しライブ開始。

曲が始まると、会場内は普通に大人しく聞ける客層(体を揺らす、腕を振り上げる程度)で安心。

残念な事に、津野のギターテクを見ようとして、ステージ対面の右側に位置し待っていたが、ギターが対面左側、ベースが対面右側であり、観客の隙間からベース藤本の肘から上が見え、ボーカル石野の首から上、ギター津野の顔だけ、ドラム歌川は全く見えず。という状態だった。

さて肝心のボーカルだが、
1曲目、ボーカルの声量が少し小さく聞こえたが、数曲歌うと声も出てきた。
そんなボーカル石野のMCは初々しく、方言についての話と、今後の目標表明(ライブ当日は香川でサヌコロというフェスをしていたが、それに出れるよう頑張る!)
をしゃべり(ここで「今年の大晦日は大塚美術館予約してます。」と言えば大ウケなのに。)
津野は徳島の店舗の看板についてしゃべっていたが、客層は主に田舎徳島の中年男性なためか、応答せずに皆暖かく見守り、反応は声を出して笑うだけ。

ライブ自体は新曲旧曲をまぜて歌い、石野のボーカルが津野の曲風に合い、演奏に負けない歌声や、サウンドの合間に聞こえる他メンバーのコーラスが耳に心地良い。

アンコールは、新曲1曲だけ演奏という物足りない演奏だったが、ライブ終了後は、4人全員がグッズ販売で見送ってくれる等サービスもいい。
驚いたことに、ステージで大きく見えた4人が、ライブ後近くで見ると、小柄で可愛らしかった。

ライブ自体は、1時間半位で終わる短さだったが、
「これは、これでイイ!赤い公園復活やな!」
と期待応援できるバンドが復活したことに満足したライブだった。

うたこすのドラム!