先週の日曜日は、英検の受験日でした。 

受験したのは、私ではなく、子供のほう。 




初めての受験ということもあって、付き添いで一緒に会場へ行き、教室の前まで見送りました。そして扉を開けて、思わず足が止まります。 

 ……子供しか、いない。 




しかも、ほとんどが低学年の小学生。 

小さな子は、まだ1年生か2年生くらいでしょうか。 




机の上にはiPad、直前まで単語を確認している様子。その光景を見ながら、ふと昔の自分を思い出しました。 




私が英検2級を受けた頃は、高校生か社会人ばかりだったはずで。——いつの話?と、自分で自分に突っ込みながら、時代は変わったのだな、と素直に思いました。 




それとも、英検2級は、今や子供たちが受けるレベルになったのでしょうか。いや、きっと違う。 




保護者の付き添いが必要な年齢の受験者を、たまたま一つの教室に集めただけ。そう自分に言い聞かせて、なんとなく安心してみる。 




それにしても、今の英検はずいぶん細かくなりました。2級の下には準2級、「2級プラス」なるものまであります。ここまで刻む必要があるのだろうか、と考えてしまいます。 




2級にはまだ届かない。でも、その一歩手前で諦めてしまいそうな層を、なんとかすくい上げたい。そんな協会の思惑が、少し透けて見える気もして。 




子供たちが静かに試験に向かう背中を見送りながら、英語の試験ひとつにも、時代の流れと、大人の事情が詰まっているのだなと、妙にしみじみした日曜日でした。