もう10年以上も前のことです。

その年辺りから女性の起業が爆発的に流行り出しました。



インスタやアメブロで起業家が目立つようになったのもその頃だったはず。



お金も人脈もない普通の女子が起業して成功するシンデレラストーリーに自分を重ね、時間と場所に縛られない働き方にどれだけ憧れたことか。



当時フルタイム会社員だった私も一念発起して起業の道へ進むことになります。




私の場合、副業で起業しましたが、あれよあれよと間に会社を辞めることになり副業が本業になりました。



起業のメリット


起業のメリットといえば、時間にも場所にも縛られない働き方ができることでしょう。



子供が突然熱を出しても、頭を下げて会社を休むこともないし、毎月あった保育園のイベントへは皆勤賞でした。



時間にも場所にも縛られず働く。それを実現したらそれまでとは全く違う景色がありました。起業した自分に酔いしれながら、起業最高!って思ってました。




1人社長の醍醐味


起業したての頃は1人ぼっちです。

契約しているスタッフもいないので、1人で何もかもやらなければなりません。



セールス、マーケティング、リーガル、経理をしながら現場に立つ日々。




会社員時代は商談やクライアントとのミーティングは殆どなかったので、これまた新鮮。クライアントを獲得できた時、商談がうまくいき提携先が増えた時は飛び上がるほど嬉しかったことを覚えています。



けれど日々の仕事は驚くほど地味。資料を作ってセールスして、SNSを更新して、新規開拓先をリサーチして、契約書を作って。。。事務作業もいっぱいです。



そうして気づくのです。

起業は全然キラキラしていない。

起業して成功してるあの人がインスタでキラキラに見えたのは、キラキラに見せていただけだから、と。



でも渦中にいる間は、隣の芝が青く見えてしまうものです。それがまたプレッシャーとなり自分を苦しめることになります。



起業から学んだこと、得たことはたくさんあるので、起業したことに後悔はありません。子供との時間を楽しめたし、踏ん張る力や新しいことに挑戦する力も身につきましたから。




そして何より大きな学びは、SNSで見る起業家と呼ばれる人達がキラキラと輝いて見えるのは幻想に過ぎないということでしょうか。