地上波から消えてから、Ｆ１ブームも下火になった気がしています。

何度かは友人と鈴鹿まで見にいったものでしたが、最近はドライバーやチーム名

なども疎くなっているところです。

現在のＦ１ゲームは、ほぼ全てがドライバーズビューか、車体後方からのサード

パーソンビューの構成が多いと思います。

ファミコン発売より前の、本当の初期のレースゲームはこういう画面でした。

しかもゲームセンターでのクオリティです。　コーナーなどは無く、せいぜい直

線コースが少しグニャっとしている程度のカーブでした。(*´ω`*)

メガドライブで印象に残っているのがこれです。

パッケージ正面でマクラーレン２台の前を走るＢＲＡＵＮティレルの雄姿。

おおお、最初期の頃に比べてバージョンアップした、リアルなグラフィック！

そして、１６方向にスクロールするレース内容。　このスクロール方法により、上から

見たままでＦ１が縦横に走りますが、ラジコン・コントロール的な難しさもあり、スク

ロール範囲の画面の小ささから、タイミングも含めてコースを覚えないとラップタイム

は削れません。

セッティング画面ですが、色々な要素を自由にセッティングできます。　がっ！

ピットインしてもこの画面でセッティングする事になるのですが、タイヤ交換だけなら

まだしも、ウィングやサスペンションの交換だけにとどまらず、なんとエンジンまでも

交換してくれます。　タイヤを５秒で交換するピットクルーだけあって、エンジンに関

しても１５秒ほどで交換してくれます！！　Σ('Д'；)

「げんくそ悪いから、エンジンも交換しとけぇ！」と友人が言っていました。(*´ω`*)

一番ハードなのは、自車がぶつかろうが、相手がぶつかってこようが、自分だけが急減速

を強要されている設定だということです。　また、当たり判定が何かおかしく、皆さん避

けようともせず、人の車の上を通って行くという暴力設定。

トップで１台に接触してしまうともう最下位ですよ、と言うのはまだ普通です。

１０台くらいに接触されると、相手はそれぞれ１のダメージでも、自分は１０のダメージ

になってしまうので、だいたいピットインからの各部交換となります。(；ﾞﾟ'ωﾟ')

似たような時期に同じメガドライブで印象に残っているゲームが、

アイルトン・セナのスーパーモナコＧＰⅡ

ドライバーズビューになっているので、雰囲気は最近のソフトに近づきましたね。

このゲームの印象深いのは、ゲーム中で２年目に出てくる「セアラ」と言うＣＰＵチート

のドライバーがいて、設定上で普通は絶対に勝てない相手なのです。　１年目に名を上げ

たプレイヤーを２年目に叩き落とすＣＰＵドライバーなのですが、プレイする中で妨害妨

害妨害で接触接触接触して抜かさせないでいると、万に一つ先にゴールする事ができます。

が、何故かレース結果は敗北になるんですよね。　ヾ(;ﾟ;Д;ﾟ;)ﾉﾞ　ｹｯｶｱﾘｷｶ！

このソフト発売後２年と経たずに、セナはサンマリノＧＰ本戦中にクラッシュ、タンブレ

ロコーナーで生涯を終えます。　この年のサンマリノは非常に災禍降りかかるレースで、

予選２日目ではローランド・ラッツェンバーガーが、ヴィルヌーヴコーナーでクラッシュ

し不帰の客となっています。　他にも予選初日でルーベンス・バリチェロがクラッシュ時

に病院送りとなり、アルボレートのピットアウト時に外れたタイヤで、他チームのピット

クルーが負傷したり、クラッシュしたタイヤが観客席に突っ込んだりと、近代Ｆ１ではあ

りえない事故や負傷者の連続で、ラッツェンバーガー、そしてセナの事故が大きすぎるピ

リオドとなりました。　( ˘•ω•˘ )

その地上波放送を見ていたかなりのファンが、放送後すぐ（深夜２時頃？）にこのソフト

をプレイしたという噂がありました。　本当かな？　少なくとも私はそうでした。( ߹꒳߹ )

なかじまぁー！