夫とどう出会って結婚に至ったかについて話すと
結構長くなる。だからそれを簡単にまとめると
ナンパ。
なんだ3文字で説明終了か。
ナンパに良い印象を持っていない方々は
非常にお気の毒である。
しつこいチャラ男や無礼な経験しかないのであろう。
実際そういうナンパもあるが、
心底、今この君との出会いを逃したくない、と
超真摯に声をかけてきてくれる男性は結構いるのに。
これまでにナンパして成功した人も失敗した人も、
声を掛けるというその勇気に拍手を送りたい。
私はよっぽどのチャラいナンパでない限り、
男性が声をかけてくれる度に、その勇気を讃える気持ちで
こちらも礼儀正しく対応してきたと思う。
はっきりと断りながらもね。
そのせいか、断られて逆ギレした男が、
去り際に暴言を吐いたなんていう経験も一度もない。
ちなみに日本でも普通にナンパされたことありますよ、
日本に遊びに帰った時とか。
ナンパというのは別に、
アメリカに限ったことでないことをお伝えしたい。
横断歩道で信号を待っていたら、
「突然すいません、素敵な色のパンツ(ズボンのことよ!)を
履いていらっしゃるなと思って。」とか、
CDを見ていたら「こういう音楽がお好きなんですね。」とか、
なんてさりげなく素敵に声をかけてくるんだ、日本男児!
と感心したことがある。
ある意味アメリカ人より素敵じゃないのと思ったほど。
日本人男性も本当に素敵な人が多い。
私はアメリカ人と結婚したものの、
密かに世界一素敵な男性は日本人男性に多いと思っている。
脱線したので話を戻すと、
そう、夫との馴れ初めもナンパ。
夫はものすごいシャイな性格なので、
「今一生分の勇気を振り絞って声かけています」
みたいな、あの緊張しきっている様は
いつでも鮮明に思い出せる。
この様子からすると、ナンパなんてし慣れてないし、
チャラチャラできるタイプでもなさそうだし、
靴も綺麗だし(私は靴で人を判断する)、
見た目も嫌いなタイプではないし、
しばらく様子見てやるか、で番号を交換しあって、
結婚するまでに色々あったけれども、
気がついたら今年で結婚14年目になるわ。
なんだかんだありながらも、ずっと仲良しだし、
We are meant to be togetherなんだろうなと思います。