私は非常にかわいい犬2匹と共に生活している。

 

出ましたよ、犬飼いの子なし夫婦。

はいはいそれです。

 

そういうよくいる夫婦たちのように、

うちも犬を我が子のようにかわいがってるとは

思うけど、そんなの当然である。

命を預かっているんだから、

最善を尽くして愛するのは当然である。

うちの犬たちは裸族だけどね。

かわいい服やコスチュームを着せたりとか、

そういうのは一切しない。

プロテクションという意味で

シャツやセーターを着せることはあっても、

お出かけにお洋服とか着せたことない。

日本にいる日本人、っていうかアジア人って

そういうことするの好きだよね。

文化の遅れの象徴だと思うけど。

 

にしてもカリフォルニアでペットと

生活するというのは非常にお金がかかる。

*私はアメリカはカリフォルニアにしか

住んだことので他州のことはほぼ知らないし、

アメリカは州や地域で全く環境が異なるので、

「アメリカでは」って偉そうに大規模に一括りして

ものを語るのは避けたいと思っている

 

うちには10パウンド程度の小型犬が

2匹いるのだけど、

ざっと計算しただけで、毎月最低、

安く見積もって730ドルほどかかっている。

内訳は食費が350ドル、犬の健康保険が月230ドル、

必ずいるお薬代、ネイルカット、

肛門腺絞りで150ドル、など。

 

獣医もべらぼうに高い。

2019年の12月、

ほぼ同時に2匹それぞれが違う病気になり、

ひとりは手術、ひとりは3日間の入院になり、

そのご請求額、なんと!


12000ドル。。誇張なしです。


幸い、ペット保険が大部分をカバーしてくれた

おかげでことなきを得たけど、保険ない人なんて、

どうするんだろうと思う。

 

つい最近も、

一晩獣医のERに入院する事態になったのですが、

その時もまた3000ドル。容赦ない。

もうふたりともシニアだから健康に

色々出てくるのは仕方ないけど、

かかる費用が数十ドルでも数百ドルでもなく、

すぐ数千ドルになるのは本当にガクブルってしまう。

 

ペットを飼っているみなさん、

ペットの健康保険絶対入ったほうがいいですよ。。

 

あとついでに人間の医療費が高いのも、

もう周知のことですが、

去年11月に夫がひどい食中毒でER搬送された時。

ERからの請求額なんと9800ドル来ました。

ERの滞在時間10時間ほど。

そして救急車の請求額は約2800ドル。

救急車の乗車時間15分ほど。

日本まで飛行機で行ける額キタ。

 

このようにこちらでは、

お金なかったらこの世からアディオスな、

と非常にわかりやすい構造になっています。

 

あと、テレビを見ていたら

コロナになった人のご家族がインタビュー

されていて、


4週間の入院で400万ドル(4億円)


の請求がきたと言っていました。

 

タイトルが病気になると命取りになるというのは、

そういう意味で、命取りになるのであります。