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四拍呼吸 にて気を操作する。
1・2・3・4と吐く。
1・2と止める。
1・2・3・4吸う。
1・2と止める。
繰り返し練習する。
諸行無情ゆえに、あらゆる事象に興味を持つ。
諸法無我ゆえに、あらゆる物事から執着を捨て去る。
涅槃寂静ゆえに、何があろうとも泰然自若と構える。
(1)
春の休みに広島まで礼子さんと一緒に二人で旅行をしました。
朝早く起きて、東京駅で待ち合わせをしました。
早朝の新幹線に乗ると、昼近くには広島につきました。
駅で軽く食事をしてから、歩いて原爆公園まで行く事にしました。
随分ながい距離を二人であるくと、小さな川があり原爆ドームが見えてきました。
観光案内の写真そのままの建物が見えてきて、ちょっとびっくりしました。
近くまでくると建物は見た感じよりも小さくて、建物の周りでは観光客が記念写真を撮っていました。
私達も二人で並んで記念写真を撮ってもらいました。
原爆ドームから、原爆公園までの道のりは桜でいっぱいで、どこもかしこもお花見の人たちでいっぱいでした。
原爆記念館は中学生や高校生の集団がたくさん来ていて見て回るのはかなり大変でした。
展示された資料はちょっと気味が悪いのであまりよく見ませんでした。
資料館をでると、公園にはさっきの学生の集団が整列して点呼をとっていました。
もう午後も遅いのでそのあとは、広島球場をすぎて縮景園まで歩きました。
縮景園を一回りしてから、ホテルに付きました。
ホテルに戻って一休みしたあと女友達がテレビをつけました。
しかし画面は真っ暗なままでなにも写りませんでした。
テレビにはビデオもついているようで、礼子さんがいろいろスイッチをいじると、
急にビデオの絵がテレビに映りました。
部屋いっぱいに女性のあえぎ声が響いて、礼子さんはあわてて声を小さくしました。
どうもビデオは前のお客さんが忘れていった様子で裏ビデオとかのようでした。
礼子さんは、「こんな時でないとこうゆうビデオって見れないから」とか言って、ビデオに見入っていました。
しばらくお茶を飲んでから礼子さんが広島のお好み焼きが食べたいといい出しました。
それも地元のおいしい店食べたいと、旅行案内をあれこれ探し始めました。
しかし、旅行案内にはお好み焼きのおいしい店までは書いてないようで、ホテルのフロントで聞いた方が早いということになりました。
フロントまで降りていくと、係の人はなれた様子で、近くにお好み焼き屋がありますから、と答えてくれました。
通りを3つ行ってそこを左に曲がるとユニゾンというカラオケ店があるからその向かいだと言います。
小さい店だからと言われて、礼子さんは「地元の小さい店がおいしいのよ」とか知ったようなことをいいました。
もう日差しが暗くなって、夕方近くになっていたのですが、言われた道をたどってみました。
しかし角を曲がってしばらくいくと、ユニゾンという看板は見つかったのですが、その向かいにはどこをどう見てもお好み焼き屋はありそうにありませんでした。
小さな紫色の看板がいくつか並んでいましたがどうみても怪しそうなホテルの看板でした。
その脇には小さなビデオショップがありましたが、どう見てもうさんくさそうな店でした。
さっきのビデオはここからお客さんの誰かが買ってきてホテルの部屋に置いたままにしたものだと思いました。
近くを何度か行ったり来たりしていると、すこし中年くらいの地味な服装をした女性に、カラオケしていかないと声をかけられました。
服装からすると、客引きでもないようでしたが、カラオケ店のことを聞くのはちょうどいいと思いました。
「この辺にユニゾンというカラオケがあるはずなんですが、ご存じありませんか」
と礼子さんが聞くと、「それならこの裏だよ」とすこし乱暴な言葉が返ってきました。
「あ、でもこれがユニゾンでしょう」と礼子さんが聞き返すと、「あこれもユニゾンだけどこれはホテルね、この裏にもユニゾンがあってそっちはカラオケなんよ」と言われました。
それで、私たちはやっと事情が飲み込めました。
私たちがお好み焼きを食べにいくと、案内してあげるからいっしょに食べようと言われました。
これはちょうどいいと思って、私たちはいっしょにお好み焼きの店に行くことにしました。
道を一つ越すと、ユニゾンというカラオケ店があって、その向かいがお好み焼き屋でした。
店はやっと読めるくらいの小さな看板しかなくて、席も数人しかはいれませんでした。
狭い店は、中央に大きな鉄板があり、そこで店のひとがお好み焼きを作っていました。
女の人が私にまかしといてと言いながら勝手にいろいろ注文してくれました。
「鉄板の上でたべるんだけど、これ熱いから気おつけないとだめだかんね」
といろいろ教えてくれました。
「この辺はいろいろと面白い遊びができるとこいっぱいあっからね」と女の人が言います。
「面白いってどんなのですか」と礼子さんが聞き返すと、
「そりゃ、男と女のあそびだっぺ」と当たり前の顔で返事が返ってきました。
「それにお小遣も、もらえるっぺ」と言われて、どうも危ない遊びらしいのでこれは気をつけたほうがいいと思いました。
私たちが食べ始めると、中年の男性の二人組が店に入ってきてやはりお好み焼きを注文しました。
すると女の人はいかにも親しそうに「ねえあんたらカラオケしない」と声をかけていました。
一通り食べ終わると、女の人はお酒をたのんで、一人で飲み始めました。
それからさっききた男性の二人組とまた親しそうな話を交わしていました。
「トイレはどこですか」と私が聞くと、「店にはトイレはないからそこの公衆トイレ使って」
とすぐ先の小さな公園のトイレを教えら得ました。
公園でトイレをすませて、店に戻るともう女の人と、中年の男性は店にはいなくて、
礼子さんだけが残っていました。
お金はもう払ってあるというので、私たちはホテルに戻ることにしました。
さっきの公園の前を通ると、暗い公園のベンチには、二人組のカップルがいくつか目につきました。
私たちはあわてて通り過ぎました。
ホテルに戻ると礼子さんが先にお風呂に入りました。
お風呂場から下着一枚ででてきた礼子さんは、ずいぶんとおしゃれなピンクの下着をつけていました。
「これ通販で安かったの」と礼子さんは得意そうに笑いながら言いました。
私が次にお風呂にはいろうとすると、「ちょっと買い物してくるから」と言って礼子さんは部屋をでていきました。
すぐに帰ってくると思っていたのですが礼子さんは、いつまで待っても戻って来ませんでした。
なにがあったのかしらと思いながらひとまず先にベッドに入って、さっき礼子さんが見ていた裏ビデオをつけてみました。
テレビの画面には女性が乱暴される場面が延々と写っていました。
本当にこんな目にあったらすごいなと思いながらビデオを見ていると電話がありました。
(2)
礼子さんからでした。
「いまカラオケしてるんだけど気分が悪くて動けないから迎えにきて」とカラオケの大きな音の中で小さな声がやっと聞こえてきました。
店の名前はさっきのユニゾンでした。
私はあわてて服を着るとカラオケ店まで急ぎました。
受付で礼子さんのことを聞くと、「あそれならさっきラブホテルの方に入りました」
と言われてびっくりしました。
「ここは、ラブホテルとは裏口でつながってるんですよここは」
と受付で言われてようやく飲み込めて来ました。
きっと一緒にカラオケをしたのはさっきの女の人で、お酒でも飲み過ぎて気分が悪くなったのね、と一安心した気分になりました。
店の人に教えられて、裏口からラブホテルの部屋を探しました。
ドアがあくと、さっきの女の人が出てきて、中からうるさいカラオケの音が聞こえてきました。
私は心配な気分で部屋を見回しました。
するとベッドの上では礼子さんが赤い紐でしばられてしきりに体をよじっていました。
頭にはあのかわいらしいピンクの下着がかぶせられていました。
私はいったいなんなのと、驚いて女の人の方をみました。
すると、部屋のソファーにはさっきの中年の男性らしい二人が裸で腰掛けていました。
私はなにがなんだかわからなくなりました。
すると女の人は「今度はあんたのばんだかんね」と言って私の腕をねじ上げると、礼子さんのすぐよこに押し倒して来ました。
私が縛り上げられるのに気がついた様子で礼子さんが、「ごめんなさい、面白い遊びってこうゆうことだったの」と泣き出しながら言いました。
女の人がビデオカメラを構えると二人の男性は私の両脇にゆっくりと歩みよってきました。
私は膝をついて四つんばいにさせられました。
後ろから欲望の嵐が私の中に入って来ました。
私の口もそそり立った欲望ですぐに塞がれました。
思う存分欲望を満たすと、男達は私の体に最後の一撃を打ち下ろしました。
私は体中がふるえ続けて止まらなくなっていました。
