Serpens002のブログ

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メノウの舎利石は気を発す。
四拍呼吸 にて気を操作する。


1・2・3・4と吐く。
1・2と止める。
1・2・3・4吸う。
1・2と止める。


繰り返し練習する。


諸行無情ゆえに、あらゆる事象に興味を持つ。
諸法無我ゆえに、あらゆる物事から執着を捨て去る。
涅槃寂静ゆえに、何があろうとも泰然自若と構える。

(1)

 哲学概論の授業のとき、先生が上野の美術館でクレーの絵の展覧会をやっているので、
一度見にいったほうがいいと話してくれました。
それで、私は学校の帰りに上野の西洋美術館によることにしました。
私は、ゆっくりと絵を一枚づつ見て回りました
久しぶりに絵を見たので、気持ちが新鮮になりました

(2)

 私は美術館の近くの駅から地下鉄に乗りました。
地下鉄の中は、夜もかなり遅いのにずいぶん込んでいました。
私は、降りるのに丁度いいように、電車の一番前に乗りました。
しばらく電車が走ると、次の乗換駅で乗客が一斉に乗り込んできました。
私は運転席のすぐ後ろの角に押し込まれて、つぶされそうになりました。
私の後ろの男が体を押し付けるようにしてきました。
押し返すこともできずに私は苦しい姿勢でじっと我慢しました。
私のお尻のあたりにもぞもぞと動く感触がありました。
私は以前にも朝地下鉄で痴漢にあった事があるので、今度もすぐ痴漢だと思いました。
なにげなく、ミニスカートの上から軽く触れていたり離れたりしていた手が、今度は私のお尻をくすぐるようになで始めました。
私はどうしようもなくて、じっと我慢していました。
ようやく痴漢の手がお尻から離れたとき私はほっとしました。
帰りの駅に着くと私は痴漢を振り払ってなんとかホームに降りました。
駅の改札を駆け抜けると私はやっとのことで、ほっとした気分になりました。

(3)

 駅の出口では、ほかの乗降客も階段を上っていくのが見えました。
私はもう大丈夫と思い、アパートへの帰り道を急ぎました。
駅の前の通りは、もう夜遅くて商店は本屋も、電気屋もみんな店を閉じていました。。
飲み屋の前を通り過ぎると、中からカラオケの音が聞こえてきました。
いつも買い物をしているコンビニの角をまがってしばらくはまだ人通りがありました。
アパートへ抜ける裏道にはいると、もう誰も見えず暗い夜道が続いていました。
自分の足音だけを聞きながら一人で歩いていて何気なく後ろをみると、すこし後を同じ道を曲がって来る人影がありました。
私はたいして気にもとめずに歩いていきました。
しかし次の角を曲がったとき、後ろを見るとやはり同じ角をまがってついてくるのが見えました。
私はすこし心配な気持ちになりました。
人影は少しずつ私に近づいてきました。
私が少し早く歩くと、後ろの人影も距離をたもって足早に歩きはじめました。
アパート近くになって、街灯の明かりもすくなくなると、人影は急には距離を詰めて私に近づいてきました。
男がすぐ後ろまで来るのが見えました。
私は慌てて、小走りに駆け出しました。
ちょうどアパートのそばの公園に近づいたとき、男は私のすぐ後ろまで来ました。
私はもう間に合わないと思い、公園に走り込むと公園のトイレに駆け込みました。
トイレのドアを閉めようとしましたが、手が震えて鍵がなかなかかかりませんでした。
男は、ドアを力任せに開けると、私の逃げ込んだトイレに私を押し込めるようにして入ってきました。
男は、私の体を後ろから抱え込んで押さえつけてきました。
欲望の嵐が私の体に襲いかかってきました。
浜辺におしよせる波のように、欲望は繰り返し私の体に押し寄せては退いていきました。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こしました。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできませんでした。
抵抗する気力もないくらいに私の体はもてあそばれました。
いつまで続くともわからない時間が私の心の中で凍り付いていました。
このままずっと続くのなら、私の体はもう屈服するよりないと覚悟を決めました。
男の欲望は私の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で私を打ち砕きました。