1週間
とても長く感じました。


大型の台風による被害に遭われた方
地震で今もなお不安な日々を過ごされている方
一日も早く日常の穏やかさが戻りますように。





自然とは、こんなにも恐ろしい牙を向け続けるのかと、恵みだけではない恐ろしさを感じてしまいます。


昼間の台風は珍しく
強い風に、樹が折れるくらいしなっているのが部屋から見えて···
畑の耕運機を入れている物置が
飛ばされていないか不安で仕方なかった。

様子を見に行きたくなるのを堪え
翌朝、夜が明けてすぐ畑に飛んでいきました。
畑には同じことを感じていた人たちが来ていて。
それぞれの探し物をしていました。



物置が無い‼️


この耕運機の上に
倉庫がありました。
もちろん下はU 字の長いペグで前後左右ガチガチに固定してありました。
それがどこをどう見回してもないのです。

その倉庫の中に吊ってあった草刈り機は
横の水路に落ちていました。
でも倉庫本体が無い。

周りの畑や田んぼに落ちていないか
歩き回って探します。
でも、どれだけ探してもない。
これは困った。
もしかして飛んでいって近隣の窓や壁を壊していないかと、どんどん血の気が引いて寒気さえしてきました。

と、そこへ隣の田んぼのおじいさん。
川向こうの柿畑に倉庫が落ちていると教えてくれました。
柿畑もおじいさんの敷地。
私の畑から100m以上離れている。
これには驚いた。

近くのおじさまが運ぶのを手伝ってくださるとのことで
柿畑に向かうと、重なりあう柿の枝を一つも折ること無く、グシャグシャな倉庫が落ちていました。



3人で倉庫を囲み
稲穂も木も傷つけずに倉庫が、どんな風に舞い上がって落ちたのか
「考えても考えても分からないね。」
と首をかしげ帰っていきました。


私の畑は田んぼに囲まれており、
最初の写真のように、
稲穂が垂れて実りを深めている。

とっても大切な時期に
想像以上の台風が襲ってきた。
でも、
一本の稲穂も倒れること無かった。
私の倉庫もなにも傷付けなかった。
本当に本当に
不思議で仕方ないのですが
何かに護られているのかな?と思いました。

昨日
娘の文化祭の帰りに神社を見つけ
お礼のお参りをしました。


とても大きな自然災害
ワインの葡萄園は大丈夫だっただろうか?
北海道にすむお友だちやお孫さんは
大丈夫だったかしら?
何人ものお顔を浮かべては考える1週間でした。


知っている人だけでなく
被害に遭われた方すべて
早く落ち着いて生活できますように。
祈っています。