リアルの知人には決して言えないこと。

児童相談所に月1で通っていた頃でさえ、言えなかったこと。


それは、我が子が生まれてからずっと、彼女を可愛いと思えなかった事実です。

可愛くもない存在のお世話は、本当に苦痛でした。

義務感で追い立てられるようにやるものの、育児の喜びだとか、母になった満足感なんてものは1ミリも感じられませんでした。

その頃、心に抱いていた気持ちを覚えていますが、さすがに人でなしだと思うので伏せます。


3歳か4歳になって、初めて娘を見ているときに、

(あ、可愛いかも)

と思ったのです。

長いイヤイヤ期が落ち着いた4歳だったかもしれません。

特にイベントとして何かをしているときでもなければ、娘が特別な言葉を発したわけでもありません。自宅で過ごす日常の中での瞬間でした。

初めて自分の心がそう動いたことだけ、覚えています。


今も、娘と一緒にいる時間はストレスフルです。

これからもそうなのか……

いずれ空気のような存在になってくれるのか……


子どもが親離れして、肝心な報告はしないくせに金銭的な要求だけは続けてくると想像すると、未来にもストレスがいっぱいの予感。

母親になるって、大変……。