このタイトル、一見びっくりする感じですが、曲自体は少し疲労感?を感じさせるバラードです。
歌を深く知ろうと思って、蛆虫とググったら、痛い目みましたが・・・
『あしたのショー』同様、ブレイク後の悩みを歌っている様ですが、共感できる部分も多々ありました。
芸能人というものは、一見輝かしいものに見えるけれど、実際は相当辛い仕事だと思います。
歌詞中にもある通り、ネット上で誰かもわからない人に心無い言葉を言われて傷つくことなんて日常茶飯事でしょう。芸能人さんに人権はないんでしょうかね?
そういうこともあって、いっそのこと誰も知らないうちに消えてしまえたら、と思うけれど、それも怖くて、消えたくないと歌う鬼龍院さんの心情を考えると、ファンとして支えてあげることができたらいいな、と思いながら、同時にウジウジしてるなあとも思います。だからタイトルが『ウジ虫』なんでしょうけれど。
話は逸れますが、鬼龍院さんは矛盾した歌詞をよくつくるなあと思います。この曲も、消えたくないといったり、消えたいといったりと、結局どっちなんだはっきりしなさいと言いたくなります。
でも、その矛盾はあえていれたんだろうと思います。実際人の気持ちや思いは、矛盾だらけですし、鬼龍院さんはその人の自然な感情を出すために矛盾した歌詞をつくってると思います。だから鬼龍院さんのつくる歌詞は共感できるし、複雑で面白みがある。
ずっと聞いてるのに、常に発見があります。もうずっと金爆さんとB'zさんの曲しか聴いてないです。
そういう矛盾のある歌詞ですが、一貫しているのが、「側で支えてくれる存在がほしい」という思いです。
実際に鬼龍院さんがどういう人間関係をもっているかは知りませんが、ファンとして、鬼龍院さんたちゴールデンボンバーさんを末永く応援し続けたいと思います。