ある梅雨の季節、電車に乗ってました。
電車内で自分のポジションはドア付近の手すりのトコですね。
あそこが一番好きなんです。
その日もドア付近で音楽を聴きながら外を眺めてました。
外はまぁまぁ雨降ってましてね。
ジメジメしたあの感じがあんまり好きじゃなくて。
「電車降りる前に雨止めばいいな」とか思いながら電車に揺られて。
とある駅で電車が停車。
ロマンスカーの通過待ちとかで停車してました。
ふと、下を見ると
こんな感じになってたんですけど、その駅は電車とホームの間(赤く囲った場所)が結構開いてたんですよ。
そーいえば、アナウンスでも「電車とホームの間が開いてるから注意してくれ」って言ってたっけ。
まぁ、そんなの関係ないですよね。
すると、小走りでこっちに来るオジサンが。
風貌はトリスのマスコットキャラみたいなの。
多分電車が一時停車してること知らないんでしょうね、この電車に乗らないとダメなんだ的な勢いで来るんですよ。
特に何の気も無く、なんとなく走ってくる様子を眺めてたんです。
トリスがセのいるドア付近まで来たその瞬間。
トリスが視界から消えたんですよ。
衝撃でした。
だが人が消えるなんてコトあるわけ無いんですよ。
マジシャンならいざしらず、消えたのトリスですからね。
慌てない。訓練されたドイツ兵はコレくらいじゃ慌てない。
と、考える間もく、視線を下に下げたら。
そこには片足を電車とホームの間に入れて、はにかむトリスの姿が!
しかも
トリス>やべっwすべって片足が…あれ?抜けな・・・抜けないよこれ
とか顔真っ赤にしてつぶやいてるんですよ。
いや、私もね、人間ですよ。
助けてあげたかったですよ!
出来ることなら助けてあげたかった!
でも出来なかった…笑いこらえるのでいっぱいいっぱいだったんだよ!
恐らくトリスは走って電車に乗り込もうとしたとき、雨でぬれて滑りやすくなったホームで足を滑らせたんでしょうね。
足首とかだけならまだしも、太ももまでバッチリ落ちてましたからね。
そんなトリスを見つけた駅員×2がこちらに走りよってくる
駅員A>だいじょうぶですかー!
善意の心でトリスを救出しようと腕を掴んだ瞬間
トリス>だい!だい!!だいじょーぶだから!!
と、言いながら助けを拒むトリス。
続けて
トリス>靴もちゃんと履いてるし!もうだいじょーぶだから!!
いやいや、大丈夫じゃないじゃん、太ももバッチリ挟まってるじゃんって、駅員の心が聞こえてくる
駅員B>このままだと発車に影響があるので、引っ張りあげますね
Bはトリスなんぞにかまってる時間は無い!と言いたげな表情だったのが印象的でした。
トリス>それはちょ…
しかし駅員Bはトリスの発言を無視。
駅員B>お前そっちな、せーので引っ張るからな
駅員A>わかりました
駅員B>せーの・・・っ!
大人二人に持ち上げられるトリス。
そして落ちる靴。
それを見たトリスが一言。
トリス>靴、落ちちゃった(テヘペロ
それを見て、必死に心で何かを押し殺した駅員Bは
駅員B>現状靴を取ることが不可能なので、電車の発車までお待ちください。
と、言い残しその場を去った。
一人取り残されたトリスはベンチに向かい
トリス>やっぱ年だな、もう少し若くてジャンプ力あれば落ちなかったんだけどな
などと供述しており。
つか、問題はソコじゃないと思うんだけどなw
・・・
上記の出来事を友人(C)に話した
セ>ってことがあったんだよw
C>あー、あるあるwww
セ>ねーよwこんなことほかにあるわけねーよw
と、反論してみたが、少し考えてみた。
え、もしかしてこーゆーこと頻繁にあるの?個人的には初体験だったんだけどw

