とある日曜の昼間。
前日から日曜日はのんびり過ごすことを決めていた。
土曜日の深夜、就寝前携帯のアラームがOFFになっていることを確認し、あてのない眠りの世界へレッツらゴー。
自分としてはですね。
『寝る→眠りから覚める→起きる』ってのが一番すきなんですよ。
『寝る→アラームで目覚める→しぶしぶ起きる』とかね、望まない寝起きいくない。
そんなこんなで寝てたわけなんですが。
朝ですね。
その、家のチャイムがなりましてね、『ピンポーン』ってね。
しかも3回くらい『ピンポーン』って。
一回だけなら無視して眠りの世界へ帰るところなんですけど、3回ですよ。
宅配若しくは由々しき事態を告げる知らせかもしれない。
例えば
ケース1-----
セ>どちらさまですか?
女>今、追われてて…助けてください!
~中略
こうして俺は世界の王となった
~Fin~
とかね。
ケース2-----
セ>どちらさまですか?
男>火事です!!今すぐ逃げないと…もうそこまで火が!!!
~中略
こうして俺は世界の王となった
~Fin~
とかね。
そーいったことがあるかも知れないじゃないですか。
人生なにがあるかわからない。
もしも世界の王になったら何しようかな、とりあえず入浴剤の「バブ」を一回の入浴に2個使うという無駄使いから決行するかなとか考えながらドア開けると
不幸>あ、おはようございます~
って、凄い不幸オーラ漂う50歳くらいのオバチャンがドアと壁の隙間から顔出してきた。
もうね、大変失礼だと思うんですけど第一印象が「不幸っぽい」ってゆー、人生始まって初の人種と遭遇した。
桃太郎電鉄で、キングボンビーとかいたじゃないですか。
ニュアンス的にはあんな感じ。
とりあえず宅配業者とか、俺の運命を変える出来事とかは無いんだなとテンションダウン。
セ>あー、おはようございます。
と、あいさつを聞くや否や不幸が魔法の言葉を放ったのだ。
不幸>今って幸せですか?
?
セ>え?
なんだ?不幸な人の方から一番遠い言葉が聞こえてきた。
後ろにもう一人誰かいるのかな?
すると続けて
不幸>今の生活や人生は幸せですか?
あぁ、なるほど。
確かにこの不幸な人から『幸せ』といった単語が出てきた。
しかも幸せかどうかと問うて来てる訳ですね。
もしやあれか。
不幸な人から見たら、自分自身も不幸な人間に見えてるのか?
それはそれでなんかショックだったんだけど、不幸さんは続けてこう言う
不幸>今って簡単に幸せになれるんですよ!この○○会って知ってます?
まぁ、宗教の勧誘だったんですよね、ドア開けたときからわかってたけど、手に宗教のポスター大事そうに抱えてたしw
つーかあれだよね。
こーゆー勧誘に来る人たちって、あんまり爽やかな人いないですよね。
勧誘の役目って仲間を増やすことなんだから、そーゆー人じゃないとダメなんじゃないかなー。
ましてや『幸せ』をメインに勧誘してるのに、ソレとは間逆な人を送り込んでも、結果は見えてるんじゃないかなー。
まぁ、あれか。
下手な鉄砲も数うちゃ当たるって思考なんですかね。
下手な鉄砲も、地面に向けて撃っても獲物は捕らえれないんですけどね。
とか考えてたら、知らず知らずのうちにドアを閉める動作に入ってた。
締め切る前、ドアと壁の隙間から不幸レベルMAXなった不幸さんの顔が見えたけど、それはそれ、これはこれ。
そうだ、きっとこれは悪い夢だったんだ。
夢から覚めるため、もう一回寝るんだ・・・。
宗教に入らずとも、布団に入るだけで幸せになれるのだ・・・。