年間ベストソング

続いては60→41です

パソコンでやるよりスマホでやった方が編集早いことに気づきました汗


60.祝祭/sumika

かつてsumikaは「雨天決行」で辞めない意思をストレートに歌っていた

それから数年後、sumikaはこの曲で「晴れのち雨だったとしても行く」と過去の自分たちセルフアンサーした

ホールだろうがアリーナだろうが、ライブハウスだろうがsumikaはどんなところでもライブをやるし、あなたのためになるなら絶対やめない

そんなパンクの姿勢が出たのがこの曲だった

来年のsumikaはライブハウスツアーから始まる

頼むからライブハウスツアーに行かせてくれ

59.楽園/フジファブリック

近年のフジになかったドロドロとした側面が一気に出たと言っていい
しかも作詞作曲は金澤ダイスケ
「星降る夜になったら」や「スワン」を作曲した彼がこんなにもダークで尖った歌詞を書いたのは青天の霹靂であった
この直後にリリースされた「I Love You」がフジ史上、最もダンサブルな作品だったのでギャップが凄い

58.恋を終わらせよう/the quite room

タイトルだけ見るとあまりに不吉すぎる曲をイメージするかもしれない
けど、この曲はまたお互いに笑い合えるようにするために恋を終わらせる
そうした素敵な楽曲なのだ
今年のquite roomはフルアルバムを出したり、「キャロラインの花束を」が王様のブランチ主題歌になったりと大躍進の1年
でもお願いだからそろそろquite roomの魅力にみんな気付いて…
57.Link or Chains/水樹奈々

これだけプログレッシブな水樹奈々の楽曲をシングルで聞くのは「METRO BAROQUE」以来
それも徐々に温めていくといった感じで聞き手としては新しい感覚だった
来年は水樹奈々をイベントとはいえライブで見ることができる
その時はこの曲を聞けることを期待したい
56.ひかりのディスコ/CAPSULE

CAPSULEの再始動第1弾
リリース当時はいきなりで、しかもこじまとしこの歌声が入っているのでなお驚いてしまった
近年はCAPSULEが中田ヤスタカの実験上になりつつあったが、それがこの曲のリリースによって一変した
クラブサウンドではあるものの、こんなにキャッチーな中田ヤスタカサウンドはきゃりーぱみゅぱみゅで使われるイメージだからだ
突然の再始動によって、遂に新作アルバムを聞ける可能性も出てきた
再び中田ヤスタカ旋風が起こるのだろうか?
55.パラドックス/SUPER BEAVER

「分かって欲しい」、「愛して欲しい」
人と人との関わりが少なくなったからこそ、現代人はこの悩みをより抱えるようになった
だからこそビーバーはこれを曲にする
常にあなたのために歌っているのだから
ホールツアーでこれをやらなかったのは意外だけど
54.カルペディエム/ASCA 

ただただカッコよく勇ましい…
初めてこの曲を聞いたときに抱いた感想はコレだった
アニソンシーンでロックと言えばかつてはデジタルロックの川田まみで、現在はワルキューレのエースボーカルながらソロではロック全開のJUNNA
しかし忘れてはならないのがこのASCA
自分はまだ完全に追えていないけど、JUNNAと共に音楽フェスに出たら一気にイメージを変えられる予感がする
今年は細かく追えなかっただけに来年はしっかりと彼女に注目していきたい所存
ちなみにかつて「さくら荘のペットな彼女」後期EDでデビューした大倉明日香というシンガーがいたが、このASCAこそ大倉明日香だったと編集中に知りました
53.愛しい人/SUPER BEAVER

好きから愛に、LikeからLoveに
そう変わる瞬間を切り取った曲はシーンではなかなか珍しいし、ビーバーがラブソングを歌うのも久々だったと思う
メロディーもそうだが、この曲は全体的に暖かい
なんだか、そっと見守られているような気がするから
でも今年のビーバーと言えばあの曲なわけで…
52.トマソン/マカロニえんぴつ

昨年リリースした2枚のアルバムがいずれも傑作だったマカロニえんぴつ
彼らの勢いは今年も続き、ついに横浜アリーナでワンマンも成し遂げたがリリースした楽曲もユニークなものばかり
この「トマソン」は西部劇で流れそう愉快なラテンソング…と思いきや突然ブレイクダウンするカオス
どんどん名前が広がっていくが、音楽で楽しむことを忘れていないようだ
もちろん今年のベストソングでマカえんはこれで終わりではない
51.アミュレット/ユアネス

ユアネスが来年LINE CUBE SHIBUYAでワンマン
遂にここまで来たと言うべきか、それとも「早い!!」というべきだろうか
昨年「籠の中に鳥」や坂本真綾への楽曲提供で知名度は間違いなく高くなった
並びに定期的に新曲もリリースしていたが、「まさにユアネス」と言えるほどにテクニカルな面が際立ちつつもかつてなくロック
ユアネスを更に上の世界へ導こうと言わんばかりの曲である
アルバム次第ではワンマン参加も考えているが、近年のRO69組のポテンシャルはやはりずば抜けていたと改めて思う
50.New Era/Dragon Ash

近年のDragon Ashを象徴するような曲調
音源では物足りないかもしれないけど、ライブハウスやホールではこの曲の威力は絶大
真の威力を体感するにはライブ会場に行くしかない
ただこの曲ではポジティブに歌っていても、kjは今のDragon Ashを「半冬眠中」、「スタッフの補填のためにライブをやってる」とダイブができないこの状況下では本来のDragon Ashではないと話していた
なのでしばらくはワンマンはなく、UNITED FRONTが中心となるのだろう
ワンマンが見れない上に、「Fantasista」は封印中
ほんとコロナ禍が憎い
49.ブレイクアウト•ジャンキーブルースメン/Suspend 4th

路上上がり、かつセッションで曲を築き上げていくバンドでなければ絶対に生まれない
DTMでの作曲に切り替えるミュージシャンも多くなっているが、セッションに勝てない部分もあり、そのDTMに勝てる曲の代表がまさにこれ
ブレイクポイントがコロナ禍でずらされてしまったが、やっぱりこのバンドが躍進しないはずがない
シーンは彼らが変えていく
48.イカロス/w.o.d.

昨年、BRAHMANが「CULTURE BLASTER」で政権を痛烈に批判したことは記憶に新しい
そんな痛烈なレベルソングは今年も現れた
気持ちいいほどの爆音でタブー視されているであろうオリンピックの裏側を痛烈に批判
それも「目を覚ませ!!」と言わんばかりの轟音だ
現場で聞いたらとんでもない音を鳴らすんだろうなと彼らに対してのイメージは膨らむばかり
来年、彼らを生で見る機会はあるのだろうか
47.なんでもないよ/マカロニえんぴつ

このベストソングのレビュー用に曲を聞いていたら、Weezerが今年リリースしたアルバムを思い出した
おそらくそのアルバム収録曲へのオマージュだろう
ドラムが打ち込みであることを除けばほぼ一致してしまうくらいそっくりだから
それにしても田辺のギターソロはかなり響く
46.往け/LiSA

YOASOBIのAyaseが作曲するサプライズがあったものの、中身はこれぞLiSAな疾走感
Ayaseが相当LiSAの得意分野に寄せたと思われるが、これはアスナの歌でありLiSAの歌でもある
「Crossing Filed」の頃からLiSAを追ってきた方ほど感慨深くなるし、LiSAとアスナのシンクロ率の高さに驚いてしまう
プログレッシブシリーズの続編公開も決定
次の映画も是非ともLiSAに歌って欲しい
45.晩生/indigo la End

インディゴと言えば喪失と美しいメロディが武器だと誰もが思っている
が、この曲は轟音まみれのオルタナサウンド
インディゴの常識を良くも悪くもぶっ壊す曲だ
思えば夜行秘密は過去最高にロックな作品だった
まだライブがなかなかできなかった頃、あの曲を聞けたのは幸せだった
44.心身二元論/LAMP IN TERREN

「The Naked Blues」を境にバンドが大きく変化したテレン
音楽性も大きく変わり、闇の部分が色濃くなり、R&Bを取り入れたするなどして急激に変化する彼らに驚いた方も多いだろう
この曲に映し出された「弱い自分を守り抜こうとする」姿に勇気付けられた方もいるだろうが、そんな彼らからドラムの川口が脱退する事態が起こってしまった
どんなに良い曲を作ってもメンバーの離脱や脱退は避けられないのが悲しい…
43.来鳥江 feat. 山田孝之,愛笑む/UVERworld

コロナ禍によってライブやりまくりのUVERも本数が激減している
1日2公演やったとしてもホールツアーやライブハウスツアーが出来ないのは厳しいところだが、その分例年になくリリースは多く、愛笑むに加えまさかの山田孝之がゲスト参加したこの曲
ミュージシャンの生き様を歌い、あまりにもカッコいいなので6月の横アリ初日に参加できた方は特に嬉しかったのでは?
なお「ボクベェ」にツッコミは無用でお願いします(愛笑むですらツッコミを入れるくらいだから)
42.Slow Dance/BRAHMAN

ここに来てまさかの原点回帰
初期のファンが大いに喜んでいそうだが、やっぱり歌詞は尖り続けている
しかも近年、多い日本語詞だから尚更
シュールでサスペンチックなPVは置いておくとして、ここでかつてのアイリッシュやハードコアを融合させた音楽性に戻ったとなると次のアルバムは初期のリバイバルになるかもしれない
来年の中野サンプラザ、どうなるのだろう
41.囮囚/BLUE ENCOUNT

こちらも原点回帰
サビで「Survivor」を思い出した方も多いと思われる
けれども制作方法は全く真逆で辻村のDTMでアレンジしたのがこの曲
オールドスクールに見えて制作手法はチャレンジングなものになっているのだ
今現在、来年のスケジュールは定かではないけれどもまたツアーをするのは間違いない
そしてここから再評価に繋がってくれれば…

それにしてもこのゾーンはビーバーとマカえんが多いな…
あとサブカルブログもそろそろ更新します