正義感 | Frau Shimoのハッピー・ライフ♪

Frau Shimoのハッピー・ライフ♪

人生、オモシロくなってきた!
人の役に立ちたくて取った資格:
英検1級 全国通訳案内士 TOEIC Award of Excellence受賞
Leaders of Learning by HarvardX修了
心理カウンセラー1級 コーチング1級
     

小5の次男が学校から帰ってくるなり
「ただいま」も言わず、
自分の部屋へ入っていき
頭からふとんをかぶっている。

・・・学校で何かあったな。

「どうしたの?」

と声をかけたが、返事はない。

こういう時は、しばらく
そうっとしておくほうがいい。

本人の気持ちが落ち着いたら
あっちから話してくれる。

しばらくしてから
彼のほうから話してくれた。

彼のクラスには、Kという
クラスのみんなも手を焼く
トラブルメーカーがいる。

そいつにちょっかいを出されては
傷つき、腹を立てて
今までも何度か
涙目になって帰ってきたことがあった。

そのKが暴力を振るおうとしたので
止めに入った次男が頭をなぐられたらしい。

彼の感じた悔しさ、理不尽さ、
腹立たしさはいかばかりか
想像に難くない。

話をきいて、わたしはこう言った。

またKか・・・

本当にかわいそうなやつだよね。
こういう子って、本当に心配。

S(次男の名前)が止めに入ったのは
クラスのみんなは見てたんだよね?

(こくんとうなずく)

じゃあ、みんなは君が
正しいことをしたのを見てるんだね?

止めに入るって、
すごく勇気のいることだよね?
すごいよ。

だから、君はクラスのみんなから
好かれてるんだよね。
(通院で遅れて学校に行ったときなど
彼の姿を見つけると、クラスのみんなは
「Sちゃん!」と
声をかけてくれる)

君にはいい友達がたくさんいて
よかったよ。

Kはかわいそうだよね。
みんなが正しい方へ修正しようと
してくれてるのに
それがわかんないんだもんなあ。

意見してくれるのは
その相手のことを思ってるからだよ。
どうでもいいやつには
何も言わないもんね。

そういう仲間がいることに
早く気がつかないと・・・

みんなは君が止めに入ったのを見て
Sのことを、何て勇気があるんだろうって
きっと思ったと思うよ。

君は何も間違ったことはしていない。
わたしも君のことを誇りに思うよ。

・・・っていうようなことを
話した。

ほどなく次男はいつもの様子に戻った。

彼は大変正義感が強く
感受性も強いので
ふとしたことに心を揺さぶられることが
案外多い。

友達のために、心を痛めることも
多々ある。

そういう人間に育ってくれて
母としてはとても嬉しいけど
時には
ちょっと割り切って
強く生きていかないといけないこともある。

そうでないと、彼自身がもたない。

残念なことに
世の中、良い人ばかりではない。

どんなに言っても
通じない相手もいる。

自分を守るには
そういう相手とは
距離を置くことも必要。

正義とはまた違うけど
生きていくためには
時には割り切ることも
必要になってくる。

彼は理解ある友人に恵まれていて
幸せだ。

彼の優しい人柄が
同じような友人を
惹きつけるのだろう。

いろんな人とぶつかり
傷つきながら
人間の本質を見極め
自分自身へ多くのフィードバックをして
強く生きていってほしい。

そんなことを考えた。