やっぱり書き出さないと心が鬱々とします,どれだけ暇を作る気概がなくても。
ということでもう随分前となってしまいましたがOmoiさまの楽曲の感想から。
ヨハン・セバスチャン・バッハ(だよね?)の「主よ,人の希みの喜びよ」というとても耳に馴染む楽曲をアレンジしています。
相変わらず,爆音推奨。
それでも音圧で押し通すというスタイルからは少し違ってきているようです。
わたしは,この曲を聴くまでOmoiさま曲では「アンリアル黙示録」を最高作と感じていました。
その狂気と切なさから。
まぁ,常に「最新作が最高作」と,作家の変容も含めて,自分が好きだと感じられればそう思っています。
「アンリアル~」の(どれほど愛した相手であれ)「自分とは違う」という絶望から来る狂気は普遍的であると思いますし,すくなくともわたし自身には痛いほど突き刺さっています。
そして,待ち焦がれていた復帰作(という書き様は失礼ですが)では,その対局のような暖かな聴き手への眼差しが前面に出ているようです。
以前の楽曲でも,そうした感情を覚えることは多々有りましたが,ここまで「あからさまに」歌っているのは初めてのように思います。
シンセとドラムだけでなく,生音(のような,と感じました)がメインに出てくるパートも有り,音造りにも変容を感じますし,こちらも好きです。
で,詩。
だいたい「アンドロメダまで一瞬に」って現在妥当と考えられている物理法則を無視したタイトルと,歌中での反対方向での一瞬。
もちろん,今の実験事実からは荒唐無稽な物ですが,とても感じ入ります。
「物理法則による制限すらもどかしい」という感情でしょうか?
むしろ,その感情の熱さに涙します。(えぇ,実際,涙が零れます。)
もどかしさと思いの熱さの端的な表現が,動画でのミクさんとIAさんが背を向けている絵なのだと思っています。
そして,(キリスト教的に正しいのかは分かりませんが),そうした思い(=Omoi?)が人の望みであり喜びをもたらすものだ,と幾分か舌っ足らずなような詩,でも音に載せて十分に心を震わせてくる楽曲感じています。
楽曲,歌なので音造りが取りも直さず肝なのだと信じていますが,この詩にこの楽曲のアレンジというのは,(ご本人たちはそう思っていなくても)再始動の意気を感じずにはいられません。
皆さまは,この楽曲に何を思い,どんな過去を重ねますか?
・・・知ってる。
わたしは感想を書くようでいて,自分の今の気持ちを吐き出すために,ためだけに,こうして駄文を書いていないとダメなのだと。
