まだ咲き始めの様な「継子の尻拭」。
ママコノシリヌグイ、です。
タデ科イヌタデ属
花言葉は 見かけによらぬ。
こんなに可愛い花なのに、どうしてそんな名
前をつけるのよ?と昔の人に言いたくなりま
すが。
見えるかな〜
茎にビッシリと下向いに細かいトゲが生えて
いるのです。どんな感じで生えてきているん
だろうと、そっと触っただけでもチクチクし
ます。
可愛い花の見た目に反してチクチクなトゲ。
これが「見かけによらぬ」の由来なのだと思
いますが、可笑しくも怖ろしい名前の理由。
昔の人は用を足す時に、紙の代わりに草の葉
を使っていたそうなのです。そこで意地悪な
継母は継子にこのトゲでいっぱいの野花を混
ぜて渡したことから「継子の尻拭」と。
そして「犬に食わせる飯はあってもおみゃ〜
に食わせる飯はねえだよ」と言い放ったかど
うかは伝わってきていません。