今日あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。
雲はどんな形をしていましたか。
風はどんなにおいがしましたか。
あなたにとって、
いい一日とはどんな一日ですか。
「ありがとう」
という言葉を今日口にしましたか。
こんな問いかけで始まる最初の質問。
これは自分の在り方へのチェックシートでは
なくて、答え探しでもなくて、振り返る時間
や思い返す時間を取り戻してくれることば達
なんじゃないかと思って読み返しています。
言葉のむこうにはキミの記憶が
きっとどこかにひそんでいる。
確かに、質問を辿っていけば、これまでの情
景が、感情が蘇ってきます。
蘇ることで問わず語りで思い返してみる楽し
さもあるのですが、果たして自分が小学生の
頃にこの質問を読み聞かせで聞いてみたとこ
ろで何か気付けたかと想像してみると、まっ
たく自信がありません。きっと言葉だけを追
ってしまったんじゃないだろうかと思います
。
これは勝手な解釈ですが、最初の質問に向き
合って、答えを探すのが若さ。自分に問いか
けるのが大人なのかなと思っています。
窓の向こう、道の向こうに何が見えますか。
雨の滴をいっぱいためたクモの巣を
見たことがありますか。
樫の木の下で、あるいは欅の木の下で、
立ち止まったことがありますか。
街路樹の木の名前を知っていますか。
樹木を友人だと考えたことがありますか。
インスタはじめました
ワンコがいっぱいです