ペットと飼い主さんを言葉でつなぐ
動物対話士®️ 上田 真一郎 です。
耳にタコだと思いますが、明日は春分の日。
宇宙元旦だ、ということで大賑わいですね。
ということは本日はある意味、大晦日。
大掃除、大浄化にピッタリな人（？？？）と
会ったのでご紹介をば。
朝一番で瀬里さんの病院に行くために車を走
らせていると、小さな公園があり、その子達
が居るのです。
いつもいつも「おっ！！」と見かけるたびに
心トキメキ若干訝しがるのですが、運転中故
あっという間に過ぎ去ってしまうのです。
まるで、のぞみの車窓から見える【７２７】
の看板のような存在でした。
今朝は偶々、赤信号で公園の真横に停車した
ので、大慌てでカメラを取り出しシャッター
を押しました。
全容も撮りたかったのですが、この小さな公
園が近くの工事関係者の待ち合わせ場所にな
っている様で、カメラを振ると作業着姿のお
じさん達がガッツリ写り込んでしまうので断
念しました。
無事、この不思議な子の写真を撮ることが出
来たので、空いた時間に調べてみました。
名を「こぼすなさま」と言います。
父親は烏枢沙摩明王うすさまみょうおう様。
トイレの神様というか仏様。
この世の全ての不浄を焼き払い浄化させる、
古代インド神話の火神・アグニが仏教に取り
入れられたとされているそうです。
そのご子息、こぼすなさま。
トイレを綺麗に使えや～
よそ見してこぼすなや～
と見張っているだけでなく、便所も大切な
修行の場だと教えてくれるのです。
生きるために食べる。即ち、いただきます。
体を命を有り難く無駄にすることなくいただ
きます。そして、いただいたら消化した後、
トイレに行く。
トイレというのは、他の命を害さずには生き
てはいけないという、生ある者の悲しさを実
感し、命をくれた者たちへ感謝をする場所。
感謝をすることで心の浄化を果たす。
生きている事の苦しみを想い、
生かしてもらっている事に感謝する。
という事を教えてくれているのだそうです。
こんなに深い教えがあったとは。
こぼすなさまは見てござる
飲んで喰ろうて楽しんだ
そなたが立ち去るその跡を
府中の童々（どうどう）広場。
産みの親はあの、せんとくんでお馴染みの
東京芸大大学院教授、薮内佐斗司さんです。
宇宙元旦前の大晦日になんといいものを。
このこぼすなくんを見てくれた皆さまにも
キラッキラな春分の陽が降り注ぎます様に。
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