お犬さま | 上田 真一郎 犬のためのヒーリングデバイス CS60

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ペットと飼い主さんを「言葉」でつなぐコミュニケーションを。

ペットと飼い主さんを言葉でつなぐ 

動物対話士®️上田 真一郎 です。

 

 

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オオカミの護符 小倉美惠子 著 読了

 

世の中には人が口から発する「お犬さま」と

言う言葉には2種類の意味がある。

 

ひとつは愛犬家の様子を見て周辺の人間に向

けて悪意を持って呟く「お犬さま」。

(愛犬家って表現もほんとは好きじゃない。)

(ほら、昔ブリーダーの間で事件が起こった)

(時にテレビで愛犬家殺人事件って連呼して)

(たから                )

 

これは僕もパピヨンが2頭居た頃は、広い公

園を散歩する時なんかはカートに載せていた

ので良くすれ違い様に言われた。

 

「ほぉ~ら、おいぬさまょ」

 

言うのは決まって3世代くらいを引き連れた

ブルドッグの様な面構えのおばあさん。

 

そんなに羨ましいのなら子や孫に買って貰って

押して貰えばいいじゃないか、と思うのだが。

 

まぁ確かにパピヨンなんて、マリーに寵愛を受

けたほどだからおばあさんからしたら妬みの格

好の対象なんだろうけどね。

 

そしてもうひとつの「お犬さま」。

 

 

こちらは武蔵国を中心に点在する狼信仰に依る

もの。そこには人が自然に尊敬と畏怖の念を抱

き続けて暮らしていた時代から受け継がれてき

た狼信仰がある。

 

ヤマトタケルが東征の折、深い霧に道を逸した

際に三峰山まで導いたのが白狼とされている。

 

鹿や猪が農地の大切な芽を食い散らかさない様

に居てくれたのも狼たちだったのだ。

 

時にその牙は人間にも及ぶ事もあっただろうが

、その自然の脅威も含めての信仰対象だったの

だろう。

 

 

「オオカミの護符」の作者、小倉美恵子さんが

自身の川崎の生家に貼られていた狼が描かれた

護符の源流を辿りゆく話で、とても興味深く読

むことができた。