ミステリー、というと殺人事件が起きることを連想しがちです。ですが、人が死なないミステリーというのは事の他多く、そして面白い。そんな人が死なないミステリーを紹介していきたいと思います!
※物にまつわるミステリーも殺人事件はほぼ皆無なので、そちらは過去記事を参照してください
 1:古典部シリーズ
 2:小市民シリーズ
 3:邪馬台国はどこですか
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1:古典部シリーズ

漫画、アニメ、映画化済みの作品で、氷菓と聞けばピンとくる人も多いのではないでしょうか。この作品は神山高校古典部の身近に起きる様々な事件を、主人公折木奉太郎が解決していく作品です。その事件は、世間一般で見れば非常に小さな事件であり、時には"日常の片隅にあるありふれた謎"を取り上げることもあります。はたまた時代背景にすら触れる"高校という枠組みで考えれば大きな事件"を解決することもあり、また世間では小さくともキャラクター各人の人生を変えるような事件も多くあります。人と人の感情や、高校生という微妙な年齢だからこそ生まれる葛藤や謎、私たちの身近に転がっている僅かな謎に理不尽に思えたことの理由等々、彼等だからこそ生まれたミステリーがここにあります。
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2:小市民シリーズ

古典部シリーズと同じ作者の作品である小市民シリーズは、"事件をとくのが大好きな主人公"と"復讐が大好きなヒロイン"によるミステリーです。舞台は古典部シリーズと同じく高校、主人公は事件を解きたがる悪癖を治そうと言いつつ日常の中の小さな謎を次々と攻略し、復讐を辞めたヒロインは大好物のスイーツを食べ主人公を付き合わせる…かと思いきや。果たして2人は小市民になれるのだろうか?
主人公とヒロインの"恋人なのか友人なのかよく分からない絶妙な距離感"と、"事件の中で絶えず変化するお互いの関係性"に注目して読んでみてください!

3:邪馬台国は何処ですか

"歴史好き必見"のこの作品、今でも謎とされる"邪馬台国の謎"や"聖徳太子の正体"などを、これまで考えもしなかった新たな視点で解き明かしてきます。姉妹作に「新・世界の七不思議」や「新・日本の七不思議」があり、そちらでも独自の解釈で歴史が紐解かれ、それらは全てなるほどと思わせるクオリティを誇ります。
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まとめ
人が死なないミステリーは、実の所シャーロック・ホームズシリーズの中にもあったりとかなりの数あります。そうした作品を読むと身の回りに落ちている些細な謎や事件に気づき、推理する楽しみを覚えることもできるかもしれません!ミステリー好きの人もそうでない人も、たまにはこういうミステリーを読むと見える世界が少し変わりますよ
作品は追加していくつもりなので、おすすめの作品などがあれば是非教えてください!