自分memo 2022.1.26


知らない観光地の様な神社や寺院の様な場所に観光に来ていた。


大きいフロアーの真ん中の前よりの席で

母と隣り合わせで映画を見ていた。

自分の右の席に母が座っていた。

気がついたら、隣の席は妹が座っていた。

母を目で探すと、妹の後ろの席に座っていた。

気が付いたら、私は1人、建物の外にいた。

知らない場なので、どうやって帰ったら良いか?分からない。

いつのまにか、母と妹とはぐれてしまっていた。


少しして、母は亡くなっていた事に気が付いた。


そして、今度は、父。

「最近、お父さん1人でご飯食べているのよ。」

「可哀相でしょ。今度一緒にご飯食べてあげてよ。」

そう言われ、父に意識を向けると


ぽつんと、寂しそうな父を見て、

そうだ、母はもう亡くなってしまっていたんだと。


そして、また少しして、気が付く。

そうだ。父は、母より先に亡くなっていた。


そして、ふと

妹の旦那さんの実家を思い出す。

何の用もないのに、

定期的に集まってご飯を食べるんだよ。

と。


健康だから、

わざわざみんなを集めて、

ご飯を食べなくても。

そう、思うかもしれない。


でも、

私の父と母は、元気だったのに、

突然亡くなってしまった。


何にも要はないかもしれない。

みんな忙しいかもしれない。

でも、自分にとって、大事な人が

前振れもなく、急に亡くなったとしたら、

きっとこう思うだろう。

「いつ会ったのが最後だっただろう?」

「最後に話した言葉はなんだったか?」

「あの日はどんな日か?」

めくるめく、手繰り寄せるようにして

一つ一つ、こぼれ落ちぬように拾い出し始めるだろう。


用がなくとも、

話すことがなくとも、

みんな元気で、何の心配もなくとも

たまに顔を合わせて、

みんなでご飯を食べる。

妹の旦那さんの実家の行事の大切さを

しみじみと感じていた。


でも、それを言葉にするのはと、

ためらって、胸のうちに収めていた。


深夜に向かう頃になって、

母と3人で、

一緒に映画を見た妹からメッセージが届く。

「この間あげた、金のなる木は元気?」

『何もしていないけど、元気。』

写真を撮って送る。


そして、朝見た母の夢と父の夢の話し。

そして、用もなくても、

たまにはみんなでご飯食べられると良いね。

と、伝えた。


私が動かないのに、夢に出てきた妹が

連絡をくれた。


年号が、令和になって、

コロナが始まってから、

自分にとって、

大事だった基軸が強制的に変わり始めている。


ずっと、支払いの為のお金を稼ぐことが

何より大事だった。

最近になって、

その気持ちが緩んできているかがする。


お金のお尻を、追いかけまくって、

億万長者に成れた訳でもないなら、

そんなに頑張らなくても良いのではないか?

頑張っても、頑張らなくても

さほど変わらないなら、

ゆるく、楽に生きたら良いじゃないかと。


少しずつ、許可を出す。

暇があっても、仕事を詰め込まない私。

急な休みを与えられた私に。

「お休みを貰えて有難い。」

「仕事を頂けて有難い。」

「どちらを頂いても、有難い。」


今、生きている。

今、支払いが出来ている。

今、ご飯が食べられている。

今、お金がある。


未来を考えると不安。

今だけを考えると、なんの不安もない。


だんだん。変わってこれている私。

コロナのお陰で出会えて、

コロナのお陰で変わり始めた。

良い方をすくえば、お陰様。

あなたのお陰で、私は良くなりました。

あなたのお陰で、私は救われました。


この世に存在するものは、

なにかの役になるために生まれ

そして、出逢う。


どんな存在に対しても、

良い方向を見つけて、見て

そして、感謝出来る人でありたい。

全ての起きることに意味があり

全ての起きることに意味がない。


自分がどう捉えるかだけ。


今日、夢見から目を覚ましたら、

小林正観さんの本が届いた

御礼のメッセージが届いた。



いい夢だったのか?

良くない夢だったのか?

考えたくない。そう思ってしまう矢先、

小林正観さん。

「良いも悪いもない。」

「あなたがそう、捉えているだけ。」


健康な時に。

みんなでご飯が食べられたら良いね。

そう、意識が変わった日。