今日の話。

急に思い立ったように

龍の天井画巡りの日となった。

たまの休みの一致と、御開帳記念。


御朱印を書いて頂いたら、

不意に、

「今年お母さんの13回忌なんだよね。」

亡くなった年の、御朱印を開いて妹が言う。


何の話からか、不意に、

母と、叔母(母の妹)、姉ちゃん(従兄弟)

が夢に出てきた話をした。


父や、母が亡くなってから、

私の両親は、たまに私の夢に登場する。

なんの気なしに、その事を伝えると

妹は「私の夢には出てこない!」と、

怒ったことがある。


私の夢には、チョイチョイ出没する。


ある時、何かで、

の中に出てこない場合は、

いつも一緒にいるから、夢に出てこない


の中に出て来る場合は、一緒にはいない

から、心配して、夢に出てくることがある

と。。。


そんな話を、読んだことを、妹に話した。

そして、生前も、母は

「もう、充分あなたには、

 時間も、お金も、手間も掛けた。

 あなたを構っている時間はないの。

 後は、妹に時間も、お金も、手間も

 掛けてあげたい。」

と、何度も言われていたことを伝えた。


妹は、

「確かに、母さんは一度も

 夢に出てきてはくれない。」


夢に出てこない事を、怒った昔。

夢に出てこない事を、納得した今。


出てこないのは、同じ。

でも、同じ出てこないのを、少し嬉しそう。

同じなのに。。。


気持ちが悪いとか。

気持ちが良いとか。

嬉しいとか。

そうでないとか。


そう思うか。思わないか。

どちらも「無」の状態でも、

あると思えば、嬉しい。

無いと思えば、寂しい。


親と子と言うものは、

一番小さな、愛のかたまり。



べシカパイシス




いつも一緒にいて、

見守ってくれているから

夢には出てこない。