派遣会社の登録をして

初めて働いたのが、

半導体製造装置の会社


リーマンショックの時、

派遣切りという、

大量契約打切りの派遣社員が存在した。

その時は、大量の仕事を求める人が

ハローワークや、副業先のサービス業に

集まっていた。


その時知ったことは、

同じ空間、同じ時間に生きている筈なのに

空前の灯の様な状態の人と

「なにそれ?そんなことあるの?」

と、ばかりの平穏な人生を歩んでいる

2つの世界が存在していること。

(あの時苦しんでいたのは、製造業。

リーマンショックの波紋を受けていないのが

銀行、公務員の方々。)


同じ時間と場所で

フジテレビ を見るとーちゃん

You Tubeを見る娘と同じ様に

体験する世界は全く違うことがある事。

これを、「世界線」と言う。


あの時私は、失業した。

ぎゅうぎゅう詰めのハローワークを経験した。

月12万位の1名募集のところに、

18人も応募して

月18万位の1名募集のところに、

100人も応募して

もう、無理だと諦めて、

それ以来、単発、日雇い、期間限定。

仕事の休みの日には仕事を入れ。

仕事の終わりに仕事を入れ。

空き時間に仕事を入れないと不安になる。

ワーカホリックになり始めていた。


いつの時も、

自分には、こうなりたいという

夢の構想がなかった。

ただ、湖面に広がる藻の様に

水面の水に影響しては揺れ動く

漂うだけの存在だった。


1度、不景気で辞めた半導体製造装置の

製造会社へ縁あって、またお世話になる

ことになった。


私は、リーマンショックの派遣の雇い止

の直前、父を亡くした。


ユダヤ人の教えに

何が起ころうとも、「良かった」と、

考える思想がある。

「親より先に死なずに、親孝行が出来た。」

とか、

「親をちゃんと見送ることが出来て

 良かった。」

とか、

良かったと、考えるならば

何でも良い。


そのことの意味を知るには、

随分と時間を要してしまった。

事が起こるまで、なぜその考えが良く

逆の考えをしない意味は、痛手を負ってからの

学びである。


ホオノポノ 
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