佐々木孝次著
6月18日発売
「万世一系」の天皇とは--社会(象徴界)を自然(現実界)に近づけて、世界でもっとも洗練された集団的儀礼の秩序を表す「万世一系」--その心理的現実を分析した画期的著作。フロイト、ラカン野精神分析理論による「天皇制の精神分析」である。
定価 5,500円(税込み)
目次
天皇と供犠 目次第一部 集団・供犠・象徴・天皇
第一章 フロイトと集団心理学
第二章 ラカンと供犠
第三章 象徴と象徴界
第四章 象徴としての天皇第二部 象徴と供犠のあいだ第一章 父の名の隠喩
第二章 「もの」から法へ
第三章 主人のディスクール
第四章 男と女
第五章 四つの環第三部 天皇制の言語環境第一章 天皇の想像的身体
第二章 言論の自由と自由の言論
第三章 鏡像の名
第四章 文字の戯れ
第五章 身体が語る注
あとがき