『伽倻子VS貞子』

を見たんですが。感想書いていいですか?書きますけどネタバレですけど。めちゃ長いですけど、書きたい!

もう、いろんな意味で面白い!

映画のはじまり、半分くらいまでは、日本映画独特のじわじわした怖さがあります。


なんつーのか。

貞子が律儀なんですよね。

自分が決めたことは守り通すっていうか。


・ビデオ見たあと、必ず電話かける。

・ぴったり48時間後に呪い殺す。


この、48時間ってのを守らないと、貞子が激おこなんですよ。

その前にお祓いして邪魔しようとしたり、自殺しようとしたら、貞子、ただちにやってきて殺すんですよ。←48時間関係なくなっとる。怒り過ぎて見境いなくなっちゃうのかな。

真面目すぎるのです、貞子。

多分、その生真面目さが呪いとかになっちゃったんじゃないかしら。


そっちの話しと同時に伽倻子側の話しも進むんですが。

伽倻子は、自分が大トリだから、小物は子供、、俊夫だっけ?に始末させます。

この、自分ヒロインな感じ。


で、呪いを解くには。

『バケモノとバケモノをぶつけるんだ』って話しになるわけなんですが。


貞子はとにかく真面目。邪魔するものは許さないわけです。

伽倻子も狙った獲物は外したくない。

だから、お互いの存在が邪魔なわけです。

そのためには、2つの呪いを浴びる主人公たち。

どんだけ〜〜。→やっだ、いっこうさんの感じで感想出ちゃったわ。


2つの呪いを浴びたために。

見なくていいもんをこれでもかと見る主人公!!


貞子の長髪に飲まれてゆくとしお。

伽倻子に怒りをぶつける貞子。

目の前に強烈な二人が。

もう、なにがなんだか!!


作戦は失敗して、最後の砦の作戦に移行。

井戸に落ちて、貞子たちをおびき寄せて、上から蓋をする。


その蓋っつーのが、素人目からしても。

おいおいおい!!いくらなんでも、安っぽすぎんだろ〜〜!!みたいな、蓋で。

まぁ、案の定、井戸に落としたはいいけど。


蓋をして、固定したあとに。


蓋、吹き飛ぶ。


霊能者やられる。


命かけて井戸に落ちた主人公の勇気とか、もはや、なんと声かけていいのやら、、だったら、わざわざ呪いを2つ浴びて怖さ倍増にしないほうがまだ主人公にはよかったのでは、、。


貞子井戸から出てくる、、かとおもいきや、姿は貞子、声は伽倻子。


合体しとる、混ざり合っとる!呪いが最強になっとるがな!


ビデオ見た人はこれから、貞倻子に追いかけられるんかいな。

あの家に貞倻子は住みつつ、映像見た人に電話かけ、48時間たったら殺しに行き。

そして、あの家に入った人を呪い殺し、、。

忙しいなぁぁ。死んでから、こんなに忙しくなるなんて思ってなかっただろうな。

まして、伽倻子は専業主婦だったからね。

電話かける仕事とか、慣れるまで大丈夫かな。


とか、思う映画でした。