あたちとおとたまは、
いっしょにうたっていろいろなきょくをつくったの。
「カナデはリズムのとりかたがうまいね」
なんておとたまがほめてくれると、
あたちはうれしくってもっとおおきなこえでうたったの。
こうしてあたちとおとたまは、
『カナデ』っていうきょくはかんせいさせたの。
あたちとおとたまのだいじなうた。
あたちのなまえがついたとってもすてきなきょく。
なのに、おとたまはまたナミダをながしていたの。
「カナデ、ごめんね。ぼくたちがつくったきょくなのに、
ちがうひとがつくったことにしてくれって」
そういってなんども
「ごめんね」
ってくりかえしたの。
あたちもとってもかなしくなって、
おおきなこえで、
もうこえがでなくってもいいって、
それはそれはおおきなこえで、
ないたの。