「あ~そ~ぼっ」
○○病院に、こんなお話がありました。4月4日に、食物中毒で病人に運ばれた人数は、44名いました。その44名は、全部が小学校1年生でした。それも、どの学級もどのクラスも、みんな同じ給食を食べたのに、このクラスの子供達だけが食物中毒になったのです。そんな偶然なんてめったにない。
運ばれてきてから2時間、中にも、死んじゃった子がいるのだ。
「かわいそうに。」 「まだこんなに小さいのに。」 っとひそかに聞こえる話し声。
露子は、この病院で勤めているナースで、5ヶ月前にこの病院にやってきたのだ。彼女はその日、12名の子供の亡骸を、一つ一つ見ていた。
「何でこんなに小さい子達がこんな目にあうのかしら。」っと、静かに涙を流しました。小さくて丸い顔、なんて可愛いのでしょう。人生これからだというのに。笑顔一つ残さず、苦しみながらあの世へいっってしまった。
このとき、彼女は何か小さな笑い声が聞こえたのです。振り返ると、誰もいない。疲れすぎて幻聴でも聞いてしまったのか。っと。更衣室で服を着替えた。今一瞬何かが自分の背後から通り過ぎた気がして、振り向いたら、やはりだれもいなかった。
彼女はあまりにも怖くて、荷物を持って廊下を早歩きでとおりぬいたのです。もう夕方。太陽はもうほとんど沈んでいた。あたりは暗くて、壊れかけたでんきのかすかな光を頼って、子供たちの亡骸をおかれた部屋まで要約たどり着いた。
「おねーちゃん。」っと呼んでる小さな声が、彼女の足の動きを止めた。彼女は、振り向いた。小さな影が、部屋のドアの隅っこにいた。かすかな光で、彼女は見た、それは目が空洞のこどもだった。彼女は叫ぼうとした。だが声がのどに詰まって出ない。
あのこどもは、こっちに向かってニコッと笑った。「おねーちゃん、寂しいから一緒にあそぼ?」っと子供がいった。その後に連れて何人もの子供の声が聞こえてきた。一つ一つの空洞うの目。一つ一つの小さな手が、彼女に近ずいてきた。
翌朝、彼女の変死体が発見された。顔が凄く歪んでいた。まるで、魂を無理やり体から引きずり出したようで、苦しい顔をしていた。