検査結果について

①腫瘍の大きさ
②グレード
③リンパ腺転移の有無
④ホルモン受容体の+-
⑤HER2の+-
⑥リンパ管浸潤の有無
⑦ルミナールAB
⑧Ki67増殖値

ルミナルAタイプ
ホルモン受容体 陽性タイプをLuminal(ルミナル)タイプと呼ぶ。
乳がん全体の60~70%程度を占めるもっとも多いタイプ。
増殖能力が低いルミナルAタイプは、ホルモン受容体陽性乳がんの典型的なタイプ。
ホルモン受容体をもつ乳がんは、女性ホルモンをエサとして増殖するため
ホルモン療法が推奨される。

リンパ節転移が4個以上ある場合など、がん細胞の悪性度が高い場合は
再発リスクが高くなるため、化学療法の追加が考慮されることもある。

ルミナルBタイプHER2陰性
このタイプは、ルミナルAタイプと同様にホルモン療法が効果的である。
ルミナルAタイプに比べて増殖能力が高いため、
多くの場合ホルモン療法に加えて化学療法も行う。
化学療法を実施する場合にどのようなレジメンが良いかについては、
ホルモン受容体の程度や、再発のリスクなどを判断して選択する。

ルミナルBタイプHER2陽性 トリプルポジティブ
このタイプはホルモン受容体とHER2どちらも陽性であるため、
ホルモン療法と抗HER2療法ともに効果が期待できる。
また、抗HER2療法を行う場合には、化学療法を併用することが推奨される。

HER2陽性タイプルミナルタイプ無し
ホルモン受容体陰性でHER2陽性の乳がんは、乳がん全体の10%程度を占める。
ホルモン受容体をもたないため、ホルモン療法の効果は期待できない。
抗HER2療法と化学療法の併用が推奨される。

トリプルネガティヴタイプ
攻撃の標的となるホルモン受容体とHER2タンパクのいずれも持たないため、
化学療法を行う。
現在、どのようなレジメンがもっとも効果が高く安全に行えるか、
様々な研究が実施されている。


抗ガン剤に発ガン性はある。
発ガンリスクは再発を防ぐメリットと比較して大変低い。
2桁違う。

ハーセプチンはHER2が陰性の時は投与しない。
強い副作用が出た場合には、30%減にするとか、
それでも副作用が出たら更に30%減にするとかいうことはある。
その結果、50%程度になることもあるが、
最初から50%にするということはない。

高齢者でなければ抗ガン剤の投与を勧める。
実際にもほとんどすべての人が抗ガン剤の投与を選んでいる。

抗ガン剤タキソテールは永久脱毛の可能性あり。


ホルモン療法は、外来通院で治療できます。

投与期間は、抗エストロゲン剤やアロマターゼ阻害剤は5年以上、
LH-RHアゴニストは2~3年以上を目安としますが、
病気の程度や薬の使い方によって異なります。


ホルモン療法剤の投与法と主な副作用

抗エストロゲン剤
毎日経口  
ほてり、悪心・嘔吐、食欲不振、無月経、月経異常、腟分泌物、体重増加、無気力 など

LH-RHアゴニスト製剤
4週または12週に1回、皮下注射
ほてり、頭重感、めまい、肩こり、骨痛、月経回復遅延 など

アロマターゼ阻害剤
毎日経口
ほてり、悪心、疲労感、肩こり、関節痛、頭痛、無力症、倦怠感 など

プロゲステロン製剤
毎日経口
食欲増進(体重増加)、満月様顔貌、子宮出血、浮腫、血栓症、月経異常 など



治療法
ネット情報参考にして 加筆予定 つづく