常に自分のことは後回し、他を優先し、気を配り立ち回る心優しい人がいます。
図々しい人間はこれ都合良しとそんな心優しい人に甘え利用し中には食いものにしてしまいます。
そんな優しい人に自分を優先するように言っても当人にはそれが染み付いていますからそう簡単に自分を優先することは出来ません。
そうするとすべきことはひとつ、そんな他を思いやる心優しい人に気を使わせないことではないでしょうか。
少しでもこちらが望むその素ぶりを見せればそれを叶えようと心優しい人は自分を後回しにして動こうとします。
それなら、こちら側がそんな素ぶりを見せない優しさ(愛)を持って接し、相手に対し本当に自分のしたいことに目を向けさせてあげる優しさを私たちが持てるようになれば良いのだと思います。
優しい人に気を使うなと言っても使うものでありまして
親に我が子の心配をするなと言っても親は心配するものでありまして
それであれば気を使わせないように
心配をさせないように
相手を変えようとするその前に私たち側が愛を持って接することから始めその上で他人に気を配り過ぎず自分を大切にするよう伝えれば良いのではないでしょうか。
現代では自分、自分、と自分を優先し他に配慮したり気配りが出来る人間はかなり少ないように思います。
そんな現代でこのような話はどれだけその対象になる人間が存在するのかということになりますが。
優しい人に私たちはつい甘えてしまいます。
そんな愛ある優しい人に更にこちら側から気を使わせない、心配させないという愛で返す、そんな人間がひとりでも増えることを願わずにはいられません。
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