神社やお寺の絵馬に書かれている内容を読むとそのほとんどが自分の願い事が書かれたものであることに気づく。


絵馬に他者の幸せを願う言葉が書かれているものを見ることは少ない。



日常に目を向けると我が子など家族のために他者が苦しむのは良しとする人間。


我が子や家族が苦しむのは本人の成長のために必要であるのに、自分が辛いからと我が身可愛さで手出しをして家族や我が子の学びと成長の機会を奪い邪魔をする人間。


われ可愛さのために我が子を出しに使い他者を利用するという腐りきった親心。


神社仏閣に吊り下げられる絵馬に利他のための自己実現や多幸ならぬ「他幸」を願う文字が見られる世になることを願わずにはいられない。




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