前前前回の記事である意味自爆してしまった時のことを書きましたが、politically correct (P.C.)(ポリティカリー・コレクト)でいるっていうのは、大切なことだと思う。私のその記事内で書いたミステイクは、ポリティカリーインコレクトネスに同じように対応してしまったことだ。ある意味ジョークだったけど、ジョークだと受け取らない人もいるかもしれない。


イギリスにはBig Brotherという番組がある。大まかに説明すると、参加者の男女を外界と接触のない塀に囲まれた庭付きの家で生活させ、そのメンバー自身たちによる投票、その後視聴者による投票で、誰が家から追い出されるかが決定される。最後に残った人が賞金をもらえるという仕組み。Big Brotherというのは、ジョージ・オーウェルの「1984」からきている。 なので、家のどこかしこにも監視カメラがついていて、視聴者はその一部始終を見ることができる(デジタル波でしか放映されていない部分もありますが)。ある意味人間動物園?


と、ここまで書いて、以外に私は自分で思ったよりBig Brotherについて知っていることに驚いた。今まで数回やらなければならないことを先延ばしにするときに見たことがある。


Big Brotherは、通常は一般の人がオーディションを経て参加するのだが、有名人(?)バージョンのものがたまにある。


現在その有名人(?)バージョンが進行中なのだが、インド人女優の参加者がいる。今日の新聞で、人種差別いじめがあっている!という苦情が殺到していることが明らかになった。


私は見ていなかったのだが、月曜のエピソードでは、何人かの参加者が信じられない発言をしていた。(詳しくはBBC、The Independent、The times, The Guardianなどの主要メディアに載っています)


彼女らが言ったことは明らかにまずいことだった。二万件以上の苦情がイギリスの情報通信局(報道規制機関)などに殺到したという。


しかも、只今イギリスの財務大臣のゴードン・ブラウン氏がインドを訪問中・・・。インド政府も今回のことについてのレポートを求めている。


上記の参加者の言ったことを聞いていると、ジョークで言ったとは思えない。テレビに映っているということさえ忘れていたのだろうか?


何人かの人の差別が、国家の行動にも影響を及ぼす。人を傷つけたりする差別的な言葉を意図せずして使ったりしてしまわないように、より一層私も気をつけよう、と思った。


人気blogランキングへ