顔を見合わせる私たち。とあるクリスマスのパーティで。私たちってティーネージャーじゃないよね・・・?
友達とのクリスマス前のパーティで、楽しく食事をして、お酒を飲んで、ゲームをしていたはずなのだが。罰ゲームは美味しいウイスキーを少々。
ふと気づくと、ある友人の男の子と女の子が忽然と消えていた。私はそういうことには頓着しないタイプなので、そのままゲームを続けようとしたのだが、心配してる女の子の姉がいた。彼女が私とダーリンに聞いた。
「もしあなたの妹がこうなったらどうする?私たちの友達と?」
・・・・
正直・・・私たちの妹はそんなことしない・・・。
だけど、もしかしたら、彼女の妹も相当酔っ払っていたのかもしれない。だから、こう言った。
「私だったら、ほんとに嫌だったら介入するかも」
彼らはバルコニーにも、どの部屋にもいないようだった。残るはあるバスルーム。
頭に、以前日本のクラブに行った時に何だか長いなあと思いながらお手洗い待ちをしていたら、個室から2人出てきたことがある。女性の格好をした男の人と男の格好をした男の人。女性側の髪とか乱れてた。
私はこのクラブそんなクラブじゃないと思ってたのに・・・。
そんな思い出が頭をよぎったものの、ここは友達のフラット。クラブなんかじゃない。
と思ったのもつかの間、彼女は音速でバスルームへたどり着き、ドアを蹴っていた・・・。え・・・。
天照大神の岩戸隠れの話、知らないんだろうな・・・。
もちろん2人は出てこない。
気まずいから、ゲーム続けて楽しそうにしてたら出てきやすい雰囲気になるかもしれないよ?と提案して、ゲームを始めた。すると彼らは出てきた。
日本神話も実際役に立つものだ。
しかし、皆の心の中では気まずい雰囲気が流れていたに違いない。その女の子はお姉さんに呼び出され、バルコニーへ。
パーティ・シーズンって、やっぱり何が起こるかわからない。でも、聞いたところによると、バスルームでは何事も無かったとのこと。
教訓?:クリスマスシーズンで日本神話も役に立つ。