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就職って人生でも結構大切なライフ・イベントですよね。

どうしても有名どころ(上場しているいわゆる大企業)を狙ってしまうのは仕方がないことかもしれません。

中小企業でも良い会社は沢山あるんでしょうけど、どう見つけるかにかかっています。
働く理由は、生き甲斐とか人それぞれあると思いますが、結局は生活するため(お給料の多寡)だと思うので・・・。


3人の子供を社会人にしましたが、金銭面の待遇に絞ってみると、ゴールデンタイムにTVCMをたくさん流している東証プライム上場企業に就職した20代後半の息子(3人兄弟の真ん中)が一番手取りが低く、一時金で9,000円/回って時もありました。
基本給が意図的(?)に低く、時間外賃金や一時金に反映されない。〇〇手当だらけで見せかけの賃金はそれなりにある。人を安く使うという点で、うまいこと考えたなーと思いました。給料明細を見ると、結婚どころか自立すら無理。実家住みですが、家に入れてもらうはずの3万円/月すら滞る(息子名義で貯金してるんですが)。


ひるがえって、一番上の30歳になる開拓者精神旺盛な娘は、人材派遣会社の外勤営業をしていましたが、東京への転勤を機に転職して、年俸制の小さいコンサル会社へ。年収(年俸)600万超(!)。年一回の契約更改があるらしい(俸給交渉であって、労働契約・雇用契約の交渉ではないそう)。

都心の賃貸マンションで生き生きと一人暮らしを満喫している。東京暮らしが楽しいらしく帰ってきそうにないですw。

娘いわく『東京は仕事が沢山あるし、街の規模が比較にならない。生活コスト(物価)は高いが、給料もそれなりに貰えるし。』だそうです。そら、一極集中になりますよね。


末娘は短大卒で地元の中小製造業の事務職ですが、年収は兄貴より上。しかも奨学金返済補助が1万円/月支給(毎年スカラネットから残高証明を出し、支給終了期限は無い)されています。その分の基本給が低いようにも見えません。


みんな正社員で雇用されたのはラッキーだったのかな?
何がいいのかよくわかりませんが、上場企業の社員が必ずしも厚遇されているとは限らないですね。