岡田外相:普天間移設先は辺野古も選択肢

岡田克也外相は29日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、「現在の辺野古の選択肢がなくなったわけではない」と述べ、日米が合意した、現行計画に基づくキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への移設もあり得るとの考えを示した。

 鳩山由紀夫首相はグアムなど国外移設案を否定する一方、来年5月までに現行計画以外の移設先も模索する考えを示し、政府と社民、国民新両党の実務 者による「沖縄基地問題検討委員会」も移設先の検討を始めている。岡田氏は「よりいいものが出てくればそちらにすればいいが、出てこなければ現在の案が生 き続けている」と述べ、検討委で現実的な結論を出せない場合は、結果的に現行計画に落ち着くとの見通しを示した。【野口武則】



普天間移設:社民党首「下地島も考慮する」 小沢氏が提起


民主党の小沢一郎幹事長が29日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として下地島(同県宮古島市)に言及したのを受け、政府・与党で作る沖縄基地問題検討委員会の検討対象となる可能性が出てきた。

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は30日、「それも含めて検討する。他党の提案は考慮する」と記者団に表明。「社民党としては県外・国外移設の中で候補地を探したい」とも語った。

 北沢俊美防衛相も同日、記者団に「小沢氏の意見も協議の大きな課題にはなる」と述べる一方、「キャパシティーの問題がある」と否定的な姿勢も示した。鳩山由紀夫首相は記者団に「検討委の議論に委ねている」と述べるにとどめた。【西田進一郎】



東証:日航株一時85円 経営再建の先行き懸念

29日の東京株式市場で、日本航空の株価が一時、前日比11円安の85円まで売られ、11月24日に付けた上場来安値に並んだ。終値は8円安の88円だっ た。企業再生支援機構が日航に法的整理の活用を検討しているなどと報じられ、市場では「経営再建の先行きへの警戒感から、個人投資家らが売りを急い だ」(大手証券)との見方が出ている。【工藤昭久】