早朝4時10分発の中部国際空港行きバス
今朝 乗る予定にしていたこのバスの出発30分前には
私はまだシャワー上がりだった
会社に寄ってからバスターミナルに向かう段取りはとても守れそうもなく
真っ暗な寝室のドアを開けて静かに妻を起こした
予定変更
「ゴメン、乗せてって」
ギリギリセーフでバスに乗り込めたのは
嫌な顔もしないで送り届けてくれた彼女のお陰だ
さぁ、出発
搭乗ゲートをくぐり 飛行機までを繋ぐ通路の途中 テイクオフまで10分
「今朝のお礼を言おう」
いつもなら絶対にしない妻へのメールを打とうと思った
昨日の研修の影響が確かにあることは自覚できた
少年時代には時折感じることのあった
清らかさに溢れた自身を汚したくないような目覚めからのひととき
あの時の気持ちの再来
場内アナウンスが最終の搭乗案内で乗り込みを急かす中
急なお願いに気持ちよく応えてくれたことに素直に感謝する時を持った
時間にして1,2分
これまでで 最も心置きない出発

