少し前のことですが、

MICHAEL(ミカエル)というバンドのニューCDアルバム「かの青きグレイスフルデイヅ」

のリリイベに行ってきました。

(応援してンしているバンドななので、軽く宣伝しておきますww)

 

 

 

 

その帰りの電車の中でのことです。

 

MGの症状のために揺れる電車の中ではふらつきやすいものの、

座れなくても低い手すりを持てば大丈夫だろう、と思っていました。

JR2人掛けのシートなので、座席の間に立てば、手すりは無数にありますし。

(吊り革だと、腕を上げっぱなしにしないといけないのでキツイです。)

 

しかし、込んでいたためドア付近に乗車、手すりの多い奥の座席の方まで行けません。

周りをキョロキョロ見回しても持つところがないΣ( ̄□ ̄|||)

しかもリリイベは広場での立ちっぱなしだったので、踏ん張る足の力はもう弱まっている…マズイ(^▽^;)

 

苦し紛れに閉まったドアに手を付きました。

ドア→男子高校生→私 の並びだったので、

ドアにもたれてこっちを向いた男子高校生の右側の隙間に、私の右手を付く…

…私、男子高校生の壁ドンしてるじゃん() 艸`*)

これはマズイと、くるっと回って同じ場所に左手を付きました。

 

「場所、代わりましょうか?」

とその男子高校生が後ろから声をかけてくれました。

私が必死に持つ場所を探していたのを見ていたのか(壁ドンしたから確実に見らてたw)、

私の足元がふらついていたのがバレたのか…

 

「ありがとうございます(^^)

と言って、素直に場所を譲ってもらいました。

閉まったドアに背中で持たれられるし、ドアの横の低い手すりを持つことも出来るし、ベストポジションです。

男子高校生、こんないい場所をありがとう!(≧▽≦)

 

私よりも先に、高校生が降りそうな気配をみせたので、

「場所を変わってくれてありがとうございました。

私、足の踏ん張る力が弱いので、とても助かりました(*^▽^*)

とお礼を言いました。

その男子高校生は何か返事をしてくれたのですが、電車の音で聴き取れず…

最後に、降りる際に振り返って「さようなら」というステキな笑顔を残して彼は去っていきました。

 

なんて優しいステキな高校生だろう(*^▽^*)

 

MGの症状が軽いとはいえ、

揺れる電車で手すりを持たずに立って踏ん張るのはけっこうキツイ。

こんな私が、電車に対して警戒心を抱くことなくお出かけできてしまうのは、

こういう通りすがりの優しい人たちがいるからだと思います。

 

人は優しい。

通りすがりの人たちの優しさに守られて私は生きている。